コガネコバチ科の一種(Moranila sp.)
写真の蜂は、おちゃたてむしさんのところに載せられているのと、少し体の色は異なるものの、外部形態的にはよく似ていて、そこではezo-aphidさんと上條先生により、Moranila sp. とされていますので、ここでのタイトルも、そうしました。
この写真の背景も、私の手です。 最初は枯れたヤツデの葉にいたのですが、撮りだすと私の手に歩いて乗り移ってきて、触角で私の皮膚をたたきながら歩き回っていました。 コガネコバチ科の触角の多くは11節とのことで、上の写真でも、そのように見えないこともありませんが、確信が持てるほど写真がクリアではありません。
こうしてみると、触角がずいぶん下の方から出ています。 前に載せたコガネコバチ科の Acroclisoides sp. とは、同じ科でありながら、触角の付いている場所は、ずいぶんと違うようです。
下は歩き出す前の、ヤツデの枯れた葉の上にいた時の様子です。
上の写真を見ると、前胸背板が横長で、小楯板とその両側の三角板の前縁が1本の線状に並んでいますが、これらはコガネコバチ科によく見られる特徴のようです。
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