ヒメコバチ科 Apleurotropis属
ヤツデの葉の裏にいた下の写真は、ヒメコバチ科の Apleurotropis sp. のメスだと思います。 体長は 2.2mmで、翅端までだと2.5mmありますので、おちゃたてむしさんのところに載せられているものより少し大きいのですが、同種か近い種類だと思います。 堺市南区の大蓮公園で1月13日の撮影です。
同じヤツデの葉の裏にいたヒメコバチ科 Tetrastichinae 亜科の一種や、同じくヒメコバチ科の Pediobius atamiensis は、何枚か撮った後に歩き出したのですが、これはこの1枚を撮っただけで飛んで逃げられてしまいました。
Apleurotropis属の胸背後半1/2~1/3には溝があります。 下は上とよく似ていますが、、影になってはっきりしないものの、その溝が無いようで、別の属のようです。 体長も 1.5mmと小型ですし、触角の色も違うようで、すくなくとも上とは別種でしょう。 12月14日に堺自然ふれあいの森で撮りました。
ヒメコバチ科は、日本で 130種知られていますが、体の色は、黒色の他に、このような緑の金属光沢を持つものも多いようです。
◎ ヒメコバチ科のApleurotropis sp. はこちらにも載せています。
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