カラムクドリ
1月28日付の日刊新聞「わかやま新報」(電子版)の、カラムクドリが来ているというニュースを見て、見に行ってきました。 ただ、最初の記事で地名が間違っていたため、場所を探すのに、かなり苦労しましたが・・・。
カラムクドリは東アジアから東南アジアに分布するムクドリ科の鳥で、日本では、石垣島などでは冬鳥として比較的よく見られるとのことですが、本州で見られるのは稀です。
今回観察できたのは4羽ほどの群で、セイタカヨシの茎の虫を食べたり(上の写真)、ピラカンサの実を食べたり(下の写真)していました。
上は雨覆いが白く、オスの成鳥でしょう。 下は雨覆いの白い部分がほとんど無く、メスだと思います。 虹彩はオス・メス共に白い色をしています。
カラムクドリをコムクドリの亜種とする説もありますが、両者は上に書いた体の色も虹彩の色も異なりますし、口の中の色も、コムクドリが真っ黒であるのに対し、カラムクドリの口の中は明るい色をしています(下の写真)。
このごろでは実を食べ尽くされた木が目立つようになり、野鳥たちは実の残っている木に集まりだしています。 カラムクドリのいたピラカンサにも、たくさんのヒヨドリ、ムクドリ、ツグミなどが来ていました。 この様子ではこのピラカンサも、あと2~3日で実が無くなってしまうでしょう。 この場所でカラムクドリを見ることができるのも数日でしょう。
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コメント
「雨覆い」と「虹彩」
何の事かな?と思い調べてみて
改めて写真を見てナットクのわんちゃん
カラムクドリって大きさは?ムクドリと比べてどんなカンジですか?
投稿: わんちゃん | 2013年2月 3日 (日) 22時21分
ムクドリより少し小さいのですが、明るい色は膨張して見えますから、実際見た印象からすれば、ほとんど同じような大きさに見えました。
投稿: そよかぜ | 2013年2月 3日 (日) 23時52分