タケヒゲマダラアブラムシ
写真はタケヒゲマダラアブラムシ( Takecallis arundicolens )だと思うのですが、BABAさんのところには、これとよく似たタケクロスジアブラムシ( Takecallis arundinariae )が載せられています。 そこで両者を並べて比較してやろうと思ったのですが、見つけられませんでしたので、“賞味期限”が切れる前に、12月14日撮影のタケヒゲマダラアブラムシだけを載せることにしました。
タケヒゲマダラアブラムシはタケやササの葉につくアブラムシで、体色は淡黄色、腹部先端にある尾片(ほんのわずかしか写っていません)は黒色で、触角は長くてまだら模様があります。 1枚目の写真でも上の写真でも触角を前後に振り分けていますが、よくこんなことをします。
下は上のすぐそばにあった脱皮殻で、上の有翅型のものである可能性大です。 脱皮殻の触角にも、まだら模様が残っています。
下は、翅原基が見られるので、無翅型ではなく有翅型の幼虫でしょう。 やはり触角のまだら模様はちゃんとあります。
(撮影場所:堺自然ふれあいの森)
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