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2013年1月30日 (水)

冬にニッポンオナガコバチのオス

 イタビカズラの葉をめくると、あちこちにニッポンオナガコバチがいました。 なぜこんな所に? と、周囲を見回すと、赤い実が葉の上で気づかなかったのですが、頭上にクロガネモチの枝がありました。
 それでニッポンオナガコバチが低い所に降りて冬越ししていることは理解できたのですが、オスもたくさんいたことは記録しておくべきだと思いました。

 多くのハチでは、オスは羽化後間もなく交尾した後に死んでしまい、メスだけが産卵の時期まで生き続けます。 ニッポンオナガコバチの羽化は晩秋です(こちら)から、その時期に交尾し、1月にはオスは死に絶えていても不思議はありません。 しかし、おちゃたてむしさんも12月20日にオスがいたことを記録されていますし(こちら)、BABAさんは、1月24日に、葉の裏にオス3頭とメス1頭がいて、葉を捲った拍子に1頭のオスが歩き出し、メスにぶつかると交尾しようとした(交尾は成立しなかった)ことを記録されています(こちら)。

 上の写真のニッポンオナガコバチのオスも、元気そうで、寿命が尽きるのを待っているだけという印象ではありません。 ニッポンオナガコバチは産卵時期も不明ですし、他の多くの小さな昆虫同様、その生活環は分からないことだらけです。

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