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2013年1月31日 (木)

カラムクドリ

 1月28日付の日刊新聞「わかやま新報」(電子版)の、カラムクドリが来ているというニュースを見て、見に行ってきました。 ただ、最初の記事で地名が間違っていたため、場所を探すのに、かなり苦労しましたが・・・。
 カラムクドリは東アジアから東南アジアに分布するムクドリ科の鳥で、日本では、石垣島などでは冬鳥として比較的よく見られるとのことですが、本州で見られるのは稀です。

 今回観察できたのは4羽ほどの群で、セイタカヨシの茎の虫を食べたり(上の写真)、ピラカンサの実を食べたり(下の写真)していました。

 上は雨覆いが白く、オスの成鳥でしょう。 下は雨覆いの白い部分がほとんど無く、メスだと思います。 虹彩はオス・メス共に白い色をしています。

 カラムクドリをコムクドリの亜種とする説もありますが、両者は上に書いた体の色も虹彩の色も異なりますし、口の中の色も、コムクドリが真っ黒であるのに対し、カラムクドリの口の中は明るい色をしています(下の写真)。

 このごろでは実を食べ尽くされた木が目立つようになり、野鳥たちは実の残っている木に集まりだしています。 カラムクドリのいたピラカンサにも、たくさんのヒヨドリ、ムクドリ、ツグミなどが来ていました。 この様子ではこのピラカンサも、あと2~3日で実が無くなってしまうでしょう。 この場所でカラムクドリを見ることができるのも数日でしょう。

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2013年1月30日 (水)

冬にニッポンオナガコバチのオス

 イタビカズラの葉をめくると、あちこちにニッポンオナガコバチがいました。 なぜこんな所に? と、周囲を見回すと、赤い実が葉の上で気づかなかったのですが、頭上にクロガネモチの枝がありました。
 それでニッポンオナガコバチが低い所に降りて冬越ししていることは理解できたのですが、オスもたくさんいたことは記録しておくべきだと思いました。

 多くのハチでは、オスは羽化後間もなく交尾した後に死んでしまい、メスだけが産卵の時期まで生き続けます。 ニッポンオナガコバチの羽化は晩秋です(こちら)から、その時期に交尾し、1月にはオスは死に絶えていても不思議はありません。 しかし、おちゃたてむしさんも12月20日にオスがいたことを記録されていますし(こちら)、BABAさんは、1月24日に、葉の裏にオス3頭とメス1頭がいて、葉を捲った拍子に1頭のオスが歩き出し、メスにぶつかると交尾しようとした(交尾は成立しなかった)ことを記録されています(こちら)。

 上の写真のニッポンオナガコバチのオスも、元気そうで、寿命が尽きるのを待っているだけという印象ではありません。 ニッポンオナガコバチは産卵時期も不明ですし、他の多くの小さな昆虫同様、その生活環は分からないことだらけです。

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2013年1月29日 (火)

フユシラズ

 冬の寒さも関係無しに晩秋から春まで咲き続けるフユシラズ。 花の径は1~2cm、学名は Calendula arvensis です。
 ところで、キンセンカの学名が Calendula officinalis ですから、キンセンカとフユシラズは同じ属だということになります。 というよりも、「キンセンカ」という和名は、元はこのフユシラズに付けられた名前だったようです。 そこで牧野富太郎博士はホンキンセンカと名付けたのですが、この名前はあまり使われませんでした。 しかし小型のキンセンカということで、ヒメキンセンカという名前は、比較的よく使われています。

 フユシラズは地中海沿岸が原産の多年草です。 地中海は、緯度からすれば日本とそんなに変わりません。 しかし、雨の多い季節が違います。 日本では日本海側の雪を除けば、全体的には冬よりも夏に雨が多くなります。 つまり夏に温度と水が多くなり、植物の活動はこの時期が中心となり、冬はお休みということになります。 しかし、地中海沿岸では、雨は冬季に多くなり、植物の生長に必要な温度は夏、水は冬と分離されています。 ですから、地中海の気候に適応した植物は、夏には乾燥に耐え、冬にも活動することになります。 これがフユシラズが冬に花を咲かせる理由です。 葉は乾燥を防ぐためでしょう、表にも裏にもたくさんの毛があります。

 上は葉の表、下は葉の裏です。

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2013年1月28日 (月)

トモエガモ(飛翔、メスなど)

 トモエガモについては、これまでに2回載せてきました(こちらこちら)が、いずれもオスだけでした。 今回は逆光で距離もあるのですが、飛翔の様子やメスも撮れましたので、載せておきます。

 上はオス・メス混じっての飛翔です。 また下はオシドリと共に群を形成しています。 メスの嘴の基部には白く丸い斑紋があります。

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2013年1月27日 (日)

これもヒメコバチ科の一種(Euplectrus sp.)?

Himekobachia130123_1

 ちょうど1週間前に、体色が腹部を除いて黒色で、腹部に橙色の模様があり、複眼は赤っぽく、脚は淡色という、Euplectrus属と思われるヒメコバチ科2種を載せました(こちら)。 今回のハチも、よく似た配色で、腹部の模様などから、同じEuplectrus属かもしれません。 ただし、胸部背面の様子はかなり違いますし、産卵管鞘らしきものが見られます。 体長は翅端まで 1.7mmでした。

 頭部などはピントがずれていますが、1枚目より胸部や翅の様子が少しはよくわかるものを下に載せておきます。

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2013年1月26日 (土)

中国野菜「白菜(パクチョイ)」の花

 収穫されずに(意図的に)そのまま残されていた中国野菜の白菜(広東語でパクチョイ)に花が咲いていました。 黄色い花を見ると暖かさを感じますね。 花を見て分かるように、もちろんアブラナ科です。

 中国では結球する白菜を「大白菜」、結球しないものを「小白菜」と呼ぶそうです。 パクチョイは結球しない小白菜の一種で、中国では鍋料理に欠かせない野菜だそうです。
 じつはパクチョイは植物学的にはチンゲン菜と同じで、軸が緑のものが「チンゲン菜」、白いものが「パクチョイ」と呼ばれているようです。 パクチョイは、チンゲン菜と同じ頃(1970年代)に日本に入ってきているのですが、チンゲン菜ほど知られていないようです。 名前が白菜(ハクサイ)と紛らわしいからでしょうか。
 ところで、この白菜(ハクサイ)は華北のカブと華南のパクチョイとの交雑種が元になっているというのですから、ややこしい話しです。

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2013年1月25日 (金)

アブラニジモントビコバチ

 2015.2.13.にニジモントビコバチ( Cerapteroceroides japonicus )を観察し、比較検討の結果、下のトビコバチはアブラニジモントビコバチ( C. fortunatus )だろうと思いますので、タイトルを変更します。

 写真はトビコバチ科のニジモントビコバチの一種( Cerapteroceroides属 )だと思います。 体長は1.0mm、翅端までは1.2mmでした。

 体はずんどうでやや扁平、中脚が長くなっているのはトビコバチ科の特徴です。 触角は扁平で、見る角度によって、厚さが全く違って見えます。

 この属のコバチは美しくて注目の的で、おちゃたてむしさんのアブラニジモントビコバチニジモントビコバチsyuichiさんそらさんtukikuiさんBABAさんHepotaさんなど、あちこちに載せられています。
 Cerapteroceroides属は全世界で9種しか報告がないそうですので、今回の私の写真もどれかと同種かもしれませんが、写真が細部まできちんと写っていませんし、見分ける能力がありません。
 冬に見られるコバチの仲間は、ほとんどが秋に交尾を済ませたメスで、産卵する春まで寒さに耐えているようです。 オスは交尾を終えると死んでしまい、今見られるオスがいたら、それは今が交尾期の種だろうということです。 ですから、この写真のものもメスで、雄は翅の斑紋もなく雌とはだいぶ異なった姿をしているようです。

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2013年1月24日 (木)

冬のフヨウ

 寒風の中のフヨウ、鮮やかな色はありませんが、果実にたくさん生えている毛も逆光で見るとなかなか美しいものです。

 果実の中には、この時期になっても、まだたくさんの種子が残っています。 種子にもたくさんの毛が生えています。

 種子の毛は、片方にのみ生えているようです。

 ところで、この種子の毛は何のために生えているのでしょうか。 一般的には種子の毛といえば、タンポポなどのように風に乗って種子を遠くへ運ぶことに役立っているのでしょうが、それにしては毛の長さは短すぎるようです。 実際に種子を落としてみましたが、風に乗るような印象はありませんでした。
 以下は私の思いつきで、フヨウイなコメントは慎むべきかもしれませんが、もしかしたらこの毛は互いに絡み合って、簡単には落ちないことに役立っているのかもしれません。 つまり、弱い風に揺すられても落ちず、強い風で大きく揺すられた時にはじめて種子を散布することで、少しでも遠くに種子を飛ばそうとしているのかもしれません。

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2013年1月23日 (水)

ヒトツメヒメヨコバイ

Hitotsumehimeyokobai130111_1

 ササの葉をめくると、特に目立った模様も無い体長が3.4mmのヒメヨコバイ、名前を調べるのが難しいだろうな・・・と思いながら、上から撮り(上の写真)、横から撮って(下の写真)・・・

 斜め前から撮ろうとした時に、頭部の先に黒斑があることに気づきました(下の写真)。

 正面からの写真も下に載せておきます。

Hitotsumehimeyokobai130111_4

 これはヒトツメヒメヨコバイだと思います。 1つ目ではなく3つ目のようにも見えますが・・・。
 よく似た名前でヒトツメヨコバイがいるのですが、こちらは頭部の背面に黒斑があるので、上から撮った写真でも、ちゃんと黒斑が写ります。
 そらさんのところにもヒトツメヒメヨコバイが載せられているのですが、こちらは体の色が褐色です。 緑色型と褐色型があるのでしょうか。

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2013年1月22日 (火)

柑橘類3種

 上は左から温州ミカン、紀州ミカン、タチバナです。 柑橘類は種類が豊富ですが、今回はこの3種について書いてみることにします。

 まずは温州(ウンシュウ)ミカンから。
 中華人民共和国浙江省に温州(ウェンジョウ)市があります。 温州ミカンは名前からして、ここと関係がありそうですが、じつは全く関係が無く、鹿児島県で偶発実生から見つかったものです。 温州市は柑橘類の名産地であるため、ネームバリューを高めるために名前に「温州」をつけたようです。 ちなみに温州みかんは英語では、Citrus unshiu の他に、Satsuma mandarin、Satsuma orange などとも呼ばれています。 サツマはもちろん薩摩つまり鹿児島県です。
 温州ミカンは、種子が無くて食べやすく、今でこそ冬みかんの代表ですが、江戸時代には種子が無いのは縁起が悪い(家を継ぐ子供ができない)として、栽培されませんでした。 江戸時代のみかんといえば紀州ミカンで、紀伊国屋文左衛門が船で江戸に運んだ(下の【参考】)のも、この紀州ミカンでした。
 紀州ミカンは、最初に日本に広まったみかんでした。 中国浙江省から肥後国に伝わったものが、15~16世紀頃に紀州有田に移され、一大産地となったものです。

 上は左が紀州ミカン、右が温州ミカンです。 紀州ミカンはヘタの部分が少し窪んでいます。

 上は紀州ミカンの断面です。 上に書いたように種子があります。 食べてみましたが、味は温州ミカンに負けません。

 上に書いたように、紀州ミカンは中国から伝わったもので、温州ミカンも日本で突然変異でできたものとはいえ、その元になっているのは中国からの伝来です。 その点、タチバナ(橘)は日本に自生している植物です。

 鳥はみかんが大好きです。 先日、カビの生えた温州ミカンがあったので、庭の木に刺しておいたところ、カビをものともせず、メジロとヒヨドリが来て、あっという間に食べ尽くしてしまいました(下の写真)。

 鳥が夢中で飛び去ろうとしないような美味しい果実は、種子を鳥に運んでもらおうとする野生植物にとってはマイナスだということを、何度か書きました。

 野生植物であるタチバナの果実も、小さく(上の写真)、種子がいっぱい(下の写真)で、すっぱい味がします。 もっとも、すっぱい味が好きな私には食べられないほどでもありませんでしたが・・・。

 京都御所紫宸殿の「右近の橘、左近の桜」など、タチバナは古くから大切にされてきた木です。 ところが、牧野富太郎博士によれば、元来タチバナは紀州ミカンに似た食用ミカンの古代名で、今のタチバナと呼ばれている植物ではなかったと主張されています(詳しくはこちら)。 はたして昔のタチバナは紀州ミカンのようなものだったのでしょうか。 それとも、実が生食に適していなくとも、実も白い花も目を楽しませてくれ、「永遠」につながる常緑の、昔も今も変わらぬタチバナだったのでしょうか。 私もまだ牧野博士の主張が十分理解できていませんので、この件についての推敲は、しばらくは未完(ミカン)のままにしておきたいと思います。

notes

【参考】豪商一代紀伊国屋文左衛門 三波春夫(昭和41年紅白歌合戦より)

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2013年1月21日 (月)

キモグリバエ科の一種

 写真はキモグリバエ科の一種だと思います。 体長は1.7mm、羽端までは2.3mmでした。

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 「キモグリバエ」の名前は、このグループの幼虫に植物の茎に潜入して組織を食べるものがいるからですが、キモグリバエの仲間も種類は多く、日本にも150種ほどいるようで、幼虫の食性も、植食性の他、腐食性のものや、クモやバッタの卵塊に寄生するもの、アブラムシを捕食するものなど、多様です。

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2013年1月20日 (日)

ヒメコバチ科 体色の黒い2種(?Euplectrus)

 前に体色が緑色金属光沢で複眼が赤っぽいヒメコバチ科を2種載せました(こちら)が、今回は体色が腹部を除いて黒色で、腹部は褐色~橙色、複眼は赤っぽく、脚は淡色というヒメコバチ科2種です。

 下はおちゃたてむしさんの所に載せられているものと近い種で、同じ属の別種ではないかと思います。 体長は2.2mmでした。

 下も上によく似ていますが、触角や腹部背面の模様などが異なり、別種でしょう。 体長は上と同じく2.2mmでした。

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2013年1月19日 (土)

トウセンダンの果実

 センダンは古名を「アフチ」といい、万葉集などにもよく詠まれています。 トウセンダンはセンダンの変種で中国原産ですが、植栽されているのはトウセンダンの方が多いようです。 なお、「栴檀(センダン)は双葉より芳し」(大成する人物は幼時から優れたところがある)のセンダンは、ビャクダン科のビャクダン(白檀)の異称で、今回のセンダン科の(トウ)センダンとは関係ありません。
 トウセンダンの実は鳥にはあまり人気が無く、他の実があるうちはあまり食べようとはしませんし、果実の中には大きな硬い核があるために、あまり小さな鳥の口には入りません。 で、下のように、まるで花が咲いたようにたくさんの実がついている姿となります。

 この実が今、さかんに落ちています。 鳥が落とす場合もあるでしょうが、春の準備に入らなければならないこの時期に、木が自らも実を落としているようです。 下の写真も、そのような落ちていた実です。

 このセンダンの果実の中には、いくつかの稜を持つ硬い核があります。 ヒヨドリなどの糞の中には、この核がよく見られます。 センダンの核は稜が5つですが、トウセンダンには、6(~8)個の稜が見られます。

 この硬い核を種子だと思っている人が多いようです。 私も昔はそう思っていました。 しかしある時ふと
「なぜ種子がこんな稜を持っているんだろう?」
と疑問に思いました。 種子が変な形をしている場合は、中の胚が変な形をしているなど、それなりの理由があるはずです。 核の中を見たくなって、断面を作ったことがありました。
 今回、ここに載せる写真を撮るために、改めて断面を作りましたが、ほんとうに硬いですね。 今回は糸鋸で途中まで切って、そこにナイフの刃を当てて、ナイフの刃の背を金槌でたたきました。 できた横断面が下の写真です。

 断面を見ると、各稜の内側には、種子らしきものの白っぽい断面が見えます。 断面が黒くなっている部分は、糸鋸でゴリゴリやったためでしょう。 白っぽいものの周囲には黒っぽい薄い皮が見られます。
 この白っぽいものが、断面以外の部分でつながったひとつながりの胚ではないことを確認するために、縦の断面も作ってみました(下の写真)。

 どうやら断面の白っぽいものは、それぞれが独立した種子のようです。 この6稜のある核の横断面には種子が5つしか確認できませんが、1つは不稔だったのでしょう。
 つまり、鳥に食べられてもそのまま出てくる稜のある硬いものは、種子の外側の種皮ではないということになります。 複数の種子を包みこむことができるのは、果皮です。
 果実は、種子と、それを包み込む果皮とからなります。 果皮は、通常は3層になっていて、外側から外果皮、中果皮、内果皮と呼ばれています。 身近な果実も、そのつくりを理解するのはなかなか難しく(だから面白さもあるのですが・・・)、リンゴのように偽果であったり、単純に見えるサクランボでも、内果皮と種皮が密着していて、内果皮と種皮のどちらが硬くなって内部を保護しているのかをあまり問題にはしません。
 トウセンダンの硬い核は内果皮のようです。 このような硬い内果皮を持つ果実を「核果」と呼んでいます。 多くの場合、核果の中には1つの種子が入っているのですが、センダンやトウセンダンでは、1つの核果の中に複数の種子が入っています。
 トウセンダンは、内果皮で種子を守りながら、その種子を運んでもらうために、中果皮をヒヨドリなどがどうにか食べる程度においしくしている(あまりおいしすぎるのも問題だということは、これまでにも書きました)ということになります。

 上では種子の断面ばかりを載せましたので、下にちゃんと取り出した種子を載せておきます。 種子は黒褐色の種皮で覆われています。

 トウセンダンの、鳥の糞の中に入っていた核果や、果肉を洗い流した核果を撒くと発芽しますが、この時はもちろんそれぞれの種子から幼根を伸ばします。 ですからこの核果を種子だと思い込んでいる人は、
「1つの種子を土に埋めただけなのに、なぜたくさんのトウセンダンが芽生えてくるの???」
ということになります。

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2013年1月18日 (金)

イボタロウオスヤドリトビコバチ

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 写真のトビコバチ科は、おちゃたてむしさんのところに載せられている「その2.」とたぶん同じで、イボタロウオスヤドリトビコバチ( Microterys ericeri )と思われます。 イボタロウカタカイガラムシに寄生するようです。 体長は2mm、翅端までは2.8mmでした。
 山岸先生の「寄生蜂の解説」には、トビコバチ科の特徴のひとつとして、「中胸背板は全体的にドーム状になり、斜溝を欠き、三角板のまわりの溝はX字型」とありますが、上の写真はこの特徴がよく分かります。 また、中脚が長く、脛節のけずめが長いというトビコバチ科の特徴も分かります。 トビコバチという名前は、このけずめを使って跳ぶことからということです。
 マテバシイの葉の裏にいましたが、これはマテバシイの葉が比較的厚くて大きく、風に揺れたりしにくいからでしょう。 写真を1枚撮っただけで動き出し、満足な写真を撮る前に葉から落としてしまいました。
 上記おちやたてむしさんのところのコメントでは、似た種類についても触れられています。

Microterys130116_2

 おちゃたてむしさんも書かれていますが、触角は顔の下の方についているため、とぼけたような顔に見えてしまいます。

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※ 2014.1.5. にオチャタテムシさんの記事を見て少し書き換えましたが、コメントをいただき、2014.1.8.にまた少し書き換えるとともに、タイトルも変更しました。

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2013年1月17日 (木)

ハイミダレモンハマキ

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 ハイミダレモンハマキは、成虫が10月頃から出現しはじめ、そのまま成虫越冬するハマキガの仲間です。 名前のとおり灰色のものが多く、写真のような色のものは少ないようですが、地色も斑紋も変化に富んでいます。

 この蛾の特徴のひとつとして、下の写真のように、前翅の数ヶ所に鱗塊の隆起が見られます。

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2013年1月16日 (水)

1月中旬のフリソデヤナギ

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 フリソデヤナギは、ネコヤナギとバッコヤナギの雑種だということです。 名前の「フリソデ」は葉の垂れ下がった様子からだと聞きましたが、その芽鱗は赤く光沢があり、なかなか美しいもので、植木屋さんなどは赤芽(アカメ)と呼んでいます。
 今、その芽鱗の中から、白い毛をまとった花序が顔を出し始めています。

Furisodeyanagi130116_2

 ロウバイは花の盛りで、ソシンロウバイも咲き始めています。 スイセンの花も咲いています。 春の兆しがそこここに感じられるこのごろです。

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2013年1月15日 (火)

ヒメコバチ科 Apleurotropis属

 ヤツデの葉の裏にいた下の写真は、ヒメコバチ科の Apleurotropis sp. のメスだと思います。 体長は 2.2mmで、翅端までだと2.5mmありますので、おちゃたてむしさんのところに載せられているものより少し大きいのですが、同種か近い種類だと思います。 堺市南区の大蓮公園で1月13日の撮影です。

Apleurotropis130113_1

 同じヤツデの葉の裏にいたヒメコバチ科 Tetrastichinae 亜科の一種や、同じくヒメコバチ科の Pediobius atamiensis は、何枚か撮った後に歩き出したのですが、これはこの1枚を撮っただけで飛んで逃げられてしまいました。

 下は上とよく似ていて、やはりヒメコバチ科ですが、Apleurotropis属の胸背後半1/2~1/3には溝があるのですが、影になってはっきりしませんが、それが無いようにも見えます。 体長も 1.5mmと小型ですし、触角の色も違うようで、上とは別種のように思います。 12月14日に堺自然ふれあいの森で撮りました。

Himekobachi121214_2

 ヒメコバチ科は、日本で 130種知られていますが、体の色は、黒色の他に、このような緑の金属光沢を持つものも多いようです。

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2013年1月14日 (月)

タケヒゲマダラアブラムシ

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 写真はタケヒゲマダラアブラムシ( Takecallis arundicolens )だと思うのですが、BABAさんのところには、これとよく似たタケクロスジアブラムシ( Takecallis arundinariae )が載せられています。 そこで両者を並べて比較してやろうと思ったのですが、見つけられませんでしたので、“賞味期限”が切れる前に、12月14日撮影のタケヒゲマダラアブラムシだけを載せることにしました。

 タケヒゲマダラアブラムシはタケやササの葉につくアブラムシで、体色は淡黄色、腹部先端にある尾片(ほんのわずかしか写っていません)は黒色で、触角は長くてまだら模様があります。 1枚目の写真でも上の写真でも触角を前後に振り分けていますが、よくこんなことをします。
 下は上のすぐそばにあった脱皮殻で、上の有翅型のものである可能性大です。 脱皮殻の触角にも、まだら模様が残っています。

 下は、翅原基が見られるので、無翅型ではなく有翅型の幼虫でしょう。 やはり触角のまだら模様はちゃんとあります。

(撮影場所:堺自然ふれあいの森)

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2013年1月13日 (日)

ウロコチャタテ科の一種

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 チャタテムシの仲間は、これまでにオオスジチャタテイダテンチャタテなど、いろいろ記事にしていますが、その多くの翅は、模様があったり、翅脈に色が付いたりしていても、基本的には透明です。 しかしウロコチャタテ科の翅は鱗粉に覆われています。 これが名前の「ウロコ」の由来でしょう。
 ウロコチャタテ科のチャタテムシとしては、既にオオウロコチャタテについて書いていますが、今回載せたものは、それよりも大きく、体長は翅端まで5mmありました。 たぶん和名はまだつけられていないと思いますが、オオウロコチャタテより大きいとなると、どんな和名になるのでしょうね。

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2013年1月12日 (土)

オナガコマユバチ亜科 Heterospirus属?

 自信の無いハチが続きます。 コマユバチ科の一種だと思うのですが・・・。 体長は 2.5mm、翅端までは 3.2mmです。

(以下、2015.1.22.追記)
 藤江さんに見ていただいたところ、腹部背面、後翅翅脈などが見えないため、なかなか難しいが、顔の形状からはオナガコマユバチ亜科かコマユバチ亜科あたりに絞れ、hypostomal carina、occipital carinaがありそうなところから、おそらくオナガコマユバチ亜科で、Heterospirus属あたりかもしれないとの回答いただきました。 「コマユバチ科の一種」としていたタイトルも変更しました。

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2013年1月11日 (金)

ツヤヤドリタマバチ科の一種

 写真のハチは、体長 1.5mm、翅端まで 2.1mmでした。 艶があって美しいハチです。 当初は「タマバチ科の一種?」としていましたが、おちゃたてむしさんに教えていただき、タイトルと記事内容を変更しました。

 山岸先生の「寄生蜂の解説」によれば、ツヤヤドリタマバチの特徴として、腹部は扁平な円形で、第1節と第2節によって占められる(上の写真)ことや、中胸の小楯板は環状の溝をもち、中央の“島”は涙滴型である(下の写真)ことなどが挙げられています。

 ツヤヤドリタマバチ科は、個体数も比較的多く、2012年の夏現在で、日本で21種、世界では1,000種ほどが確認されています。 寄主はハモグリバエなどの小型のハエの蛹ということです。

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2013年1月10日 (木)

ナラメリンゴタマバチ?のメス

 このところ何度か、蛾でオスには翅があるがメスの翅が退化したフユシャクの仲間を取り上げていますが、ハチにも似たものがいます。
 タマバチ科のオスには翅がありますが、メスは種によって有翅のものと無翅のものがあり、その中間の翅が短いものもいます。
 下の写真は2013.1.7.に堺市南区鉢ヶ峯寺にいた無翅のメスで、 体長は4.5mmでした。

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 タマバチ科の仲間の多くは虫えい(虫こぶ)を作ります。名前の「タマ」は、この虫こぶを指すのでしょう。 タマバチの触角は、オスは14~24節で、15節のものが多く、メスは12~19節で、13~15節のものが多いということです。 写真のメスの触角は14節あります。
 ハンマーさんは、これとよく似たナラメリンゴタマバチがコナラの芽に産卵し、ナラメリンゴフシという虫えいをつくるところを確認されています。 しかし日本にいるタマバチ科は確認されているものが60種あまりで、まだ多くの未記載種があり、写真のものがナラメリンゴタマバチかどうかは自信がありません。

 タマバチ科の仲間の多くは、春~夏には両性生殖を行い、冬には単為生殖をするようです。

(以下、1月11日追記 : アリとの違いについて)
 これはハチというよりアリのようだというコメントをいただきました。 たしかにアリ科はハチ目の一員で、アリは交尾期以外は翅を持たなくなったハチと言えます。 しかしアリの仲間には他のハチのグループには無い特徴があります。(だからアリ科としてまとめられています。)
 いくつかあるうちのいちばん分かりやすい区別点は、アリの仲間のいわゆる腰のくびれ部分には、前後をつなぐ独立した節(腹柄節)が1節または2節あります。
 下にテラニシシリアゲアリを載せておきますので、上のタマバチ科のメスと比較してみてください。

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2013年1月 9日 (水)

ナワシログミのシュートと星状毛

 寒空にシュートを突き出しているナワシログミがありました。
 (注) 植物が伸びようと新しい細胞を作っている成長点は茎の先端と根の先端に
   あります。 1つの茎の頂にある成長点(茎頂分裂組織)から作られた茎とそこ
   に付く葉をまとめて「シュート」と呼んでいます。

 

 ナワシログミにはおもしろい性質があって、まずは小さな葉しかつけない細く長いシュートを伸ばし、通常の大きさの葉は、その後にゆっくりつけていきます。 光合成を行う空間をまず確保しておいて、その後におもむろに光合成を行う葉を広げていくやり方です。
 上の写真のシュートは、伸びてからまだそんなに時間が経っていません。 というのは、小さい葉の表に星状毛がたくさん見られるからです(下の写真)。 ナワシログミの葉は、新しいうちは葉の表にも星状毛があるのですが、時間が経つと、葉の表の星状毛は取れて無くなってしまいます。

 なお、葉の裏には、若い葉も古い葉にも、たくさんの星状毛があるのですが、たくさんありすぎて互いに重なりあって、よく分かりません。 所々には褐色の星状毛も見えます(下の写真:拡大率は上の葉の表とほぼ同じ)。

 落葉樹の葉の落ちた冬は常緑樹の存在感が増し、目は自然と常緑樹に向かいます。

 ナワシログミは秋に花が咲き、苗代を作る4~5月頃に果実が熟すところからの名前ですが、花や果実はまたの機会に・・・。

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2013年1月 8日 (火)

フユシャクの産卵

 擬木の上に、背を丸めた姿のフユシャクのメスがいました。 種名は分かりませんが、この場所のオスの数などから推定すると、ウスバフユシャクのメスかもしれません。

 尻の先が擬木にピタッと張り付いてしまって動けないように見えたので、死んでいるのかと思い、そっと触ってみると、脚を動かしました。 これは産卵かもしれないと思いましたが、擬木の上ですし、時刻も14時過ぎでしたので、不思議に思いながらしばらく見ていると、動き出しました(下の写真)。 動き出すと、けっこう速く歩きます。 背中も上に反って、見慣れた姿に戻っています。 やはり産卵だったようです。

 下は産み付けられた卵で、尾端にあった毛に被われています。 卵の量が少し少ないような気がしますが、触れたりしたために、産卵を途中で止めたのかもしれません。

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2013年1月 7日 (月)

ニセケバエ科の一種(クロツヤニセケバエ?)

 写真は12月14日に撮ったものですが、1月3日にも同種と思われる個体を観察しています。 体長は2.5mmほど、翅端までは4.5mmほどで、形態も大きさも、おちゃたてむしさんのところやそらさんのところに載せられているものとよく似ていて、同種ではないかと思います。
 九大目録でニセケバエ科はナガサキニセケバエCoboldia fuscipes (Meigen)とクロツヤニセケバエScatopse notata, (Linnaeus. 1758)の2種しか登録されていませんが、多数の未記載種がいるようです。 おちゃたてむしさんの記事へのezo-aphidさんのコメントで、上記のうちのクロツヤニセケバエに似ているということですので、?付きで和名を載せておきます。
 触角は10節からなっています。 左右の複眼が接していて、触角の付け根は複眼に周囲を囲まれているように見えます。
 幼虫は腐った植物質の中で育ちます。

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2013年1月 6日 (日)

クロバネキノコバエ科の一種

 写真はクロバネキノコバエ科の一種だと思います。 12月中旬の撮影です。

 クロバネキノコバエ科は、タマバエ科やキノコバエ科と近縁とされていますが、まだまだよく分かっていない科です。 脛節の端に刺があるのはタマバエ科との区別点になります。
 名前にクロバネとついていますが、翅は黒色とは限らず、透明や、褐色のものや、まれには斑点や暗色の帯があるものもいるようです。 餌は植物の遺体や菌類などです。

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2013年1月 5日 (土)

クロヒゲフシオナガヒメバチ

 クロガネモチの葉の上でじっとしていましたが、撮っているうちに動き出しました。 12月上旬の写真です。 腹部に白い部分があり、ヒメバチ科ヒラタヒメバチ亜科のクロヒゲフシオナガヒメバチ( Acropimpla persimilis )だろうと思います。

 大阪市立自然史博物館第43回特別展解説書「ハチまるごと!図鑑」(p47)によれば、クロヒゲフシオナガヒメバチは、ハマキガ、ミノガ、メイガなどの、巻葉やマユに被われた幼虫に産卵する寄生蜂だということです。

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2013年1月 4日 (金)

マンリョウ(3)

 このブログでは、2年前の1月3日4日に、マンリョウをとりあげました((1)と(2))が、この中で、次のような疑問を書いています。

  1. マンリョウの実はまずく、あまり鳥にも食べられず、遅くまで残っている。 実を食べてもらって種子を運んでもらわなければ、あんな実をつける意味が無いのではないか。
  2. 葉の縁の盛り上がった部分の内側に球形の部屋があるが、どんな機能を担っているのか。
  3. 葉や花に見られる褐色~黒色の小斑点は何か

 これらの疑問に応えてくれる本を見つけました。 多田多恵子著『野に咲く花の生態図鑑』(河出書房新社:2012年10月30日初版発行)です。 上記の疑問に対して、この本では次のようなことが書かれています。(「 」は引用部分です。)
 1. については、「もし実がおいしくて鳥が一気に食べたら、種子は同じ場所に落とされてしまう。」と書かれています。 マンリョウは小さな木で、実の数も限られています。 実がおいしくて一時に全ての実が食い尽くされ、その種子が同じ糞に混じって同じ場所に排泄されるとすると、その場所がたとえマンリョウの木から離れていたとしても、決して効率的とは言えないでしょう。 おいしそうに見えて、食べてみるとそんなにおいしくなく、少し食べて飛び去ってしまうということが何度もある方が、種子は「時間的にも空間的にも幅広く運ばれることになる」わけです。 マンリョウはあえてあまりおいしくない実を用意しているのだ、というわけです。 「美しい外見とまずい中身。 食べてね、でも、ちょっとだけよ。」というわけで、著者はこれを「ちょっとだけよの法則」と呼んでいます。
 2. の葉の鋸歯のへこみ部分にある小さな隆起は「葉粒(ようりゅう)」と呼ばれていて、「共生細菌のドームハウス」だそうです。この中には葉粒菌がいて、窒素同化(水と空気中の窒素から、タンパク質を作る材料となるアンモニアを合成)を行っているようです。 この葉粒菌は「茎の先端、芽の内部に巣くっており、そこから「感染」する形で新しい枝や葉に移り住む。 さらに花や実を経て種子にも「垂直感染」し、次世代に受け継がれる。」ということです。
 また、3. の小斑点は油点で、「被食防止の防衛物質を貯めている。」と書かれています。

Manryou110103_2   (再掲)太陽の光に透かしたマンリョウの葉の葉粒と油点

(以下、2013.1.25.追記)
 マンリョウの「葉粒」に関して書かれているHPがありました。 植物と微生物との関係について書かれているHP(こちら)で、それによると、ヤブコウジ科の数種に見られる葉粒にいるのはザントモナスという菌のようです。 また、菌は違いますが、葉粒そのものはアカネ科の数種やグンネラ科 (HPではアリノトウグサ科になっています) のグンネラなどにも見られるということです。

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2013年1月 3日 (木)

優曇華の花

Kusakagerou121223_1

 仏教経典『金光明経』讃仏品には「希有、希有、仏出於世、如優曇華時一現耳」という記載があります。 また『法華経』などにも優曇華(うどんげ)の記載があります。 花は3,000年に1度咲くという植物です。 この花の咲く時、金の輪宝を持つ金輪王が現れ、4大陸全てを支配するということです。
 仏教経典は文字ばかりで、優曇華の花の図は描かれていませんので、どんな花かはよく分からないのですが、上がその優曇華の花だろうと言われているものです。 下はその一部の拡大です。

Kusakagerou121223_2

 この3,000年に1度咲く優曇華の花は、『竹取物語』や『源氏物語』の若紫にも登場しますし、近代文学でも夏目漱石『虞美人草』をはじめとして、多く取り上げられています。
 写真の優曇華の花は昨年の暮れに枚岡公園で撮ったものですが、もう金輪王は現れたのでしょうか。

 じつは写真のものは、クサカゲロウの仲間の卵塊です。 いつの時代に誰がどのようにして伝説上の植物とクサカゲロウの卵塊を結びつけたのかは分かりませんが・・・。
 クサカゲロウの仲間も毎年卵を産んでいますから、このような卵塊も珍しくはありません。 ただ、細く小さなものですから、気がつきにくいだけです。
 クサカゲロウの仲間の卵塊の写真は、このブログでも今までに、2007年7月18日2007年11月3日の記事などに載せています。 ただ、クサカゲロウの仲間も種類が多く、それぞれ卵塊の様子も少しずつ異なり、今回のものは比較的大きなものでしたので、改めて載せることにしました。

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2013年1月 2日 (水)

クロジ

 今年は日本の貿易収支も私の懐も、

Kuroji121223_1     クロジ

であってほしいものです。

 クロジは以前にも載せています(こちら)が、今回は色の違う2羽が1枚の写真に入りました(といっても1羽はピントが合っていませんが・・・)ので、再度載せることにします。 下の円の中に1羽ずついます。

 下はそのうちの色の黒っぽい方です。

 下は褐色部分の多い個体です。 メスはもう少し白っぽいと思うので、オスの若鳥ではないかと思うのですが、どうでしょうか。

(以下、1月4日追記)
 メスと思われる個体も撮る事ができたので、下に載せておきます。

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2013年1月 1日 (火)

シマヘビ

Simahebi120617_6

 巳年のスタートですね。 に少し足りないの、その足りない部分とは、静かに目標に迫る行動力でしょうか。 今年は不言実行でいこうかな。

 さて、写真のシマヘビです。 時には縞模様の無いシマヘビもいるのですが、多くの場合、体は淡黄色に4本の黒い縦縞があります。 ただし幼蛇では、縦縞は無いか、あっても不鮮明で、かわって赤褐色の横縞が入ります。
 目の虹彩は赤く、瞳孔は、写真は薄暗い所にいてほぼ円形ですが、明るい所では縦長の楕円形になります。
 アオダイショウはよく木に登り、家屋の屋根裏に侵入したりもしますが、シマヘビはほとんど地上で生活しています。

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