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2012年12月24日 (月)

ヘイケガニ

 NHK大河「平清盛」終ってしまいましたね。 人気はなかったけれど、私は好きでした。 登場人物が多くて難しかったけど・・・。

 ヘイケガニは、壇ノ浦で海に沈んだ平家の人々の怨念がカニの甲羅に乗り移って、怒りの表情になったとして知られています。

 事実は、平家が世に出るず~~~っと前の化石の段階から、ヘイケガニの甲は人の顔の模様なんですけれど・・・。 それに分布域も、壇ノ浦周辺に限らず、北海道南部、相模湾~紀伊半島、瀬戸内海、有明海などに分布していますし朝鮮半島、中国北部、ベトナムなどの東アジア沿岸域にも分布しています。
 ヘイケガニの名前はよく知られているのですが、実際のヘイケガニを見た人は、そんなに多くはないのではないでしょうか。 ヘイケガニは水深10~30mほどの海中で生活していて、海辺で見ることはほとんど無いでしょうし、網にはかかりますが、甲の幅は2~3cmほどのカニで、サワガニのようにから揚げにするには大きく硬く、下の写真のように脚も細くて食べる所が無く、市場にも並びません。

 ヘイケガニはヘイケガニ科に分類されていますが、後ろの歩脚2本は小さくなっていて、ヤドカリなどに近い仲間です。 この小さな歩脚は貝殻や海綿などを背負うのに使います。
 下は裏側を撮ったものです。 鋏脚(ハサミ)は、小さいですが、ちゃんとあります。

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