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2012年12月18日 (火)

メジロガモ(オス幼鳥)

 この記事は当初「メジロガモとアカハジロの交雑種?(オス)」としていましたが、 Shin’sさんから、メジロガモとホシハジロの種間雑種またはその継代雑種ではないかと考えられる(その根拠等はコメントを見てください)が、メジロガモ純粋種の変異の範囲内と考える人もいるとのコメントをいただき、タイトルと記事も少し訂正しました。 なお、メジロガモとアカハジロの雑種オスの写真は、Shin’sさんのブログに載せられています。

 2月4日に再度Shin'sさんから、メジロガモのオスの幼鳥だったとのコメントをいただきました(詳しくは下のコメントを見てください)。 分かりにくい幼鳥の状態から、時間の経過と共に、メジロガモの特徴がハッキリしだしてきているようです。 まだいるようなので再度撮りに行かなくっちゃなりませんね。
 これに伴い、タイトルを変更しました。

  写真は大阪南部の池で撮りました。 上の写真の水の様子で分かるでしょうか、近くにいたホシハジロやヒドリガモなどに比べると、かなり速いスピードで泳ぎ回っていました。

 私は純粋種のメジロガモもアカハジロも過去に見たことが無いのでよく分かりませんが・・・。 いずれにしてもハジロ属(=スズガモ属: Aythya )のうちで白い虹彩を持つのは、メジロガモとアカハジロのオスに限られます。 ちなみに、大阪付近でもよく見られるハジロ属としては、キンクロハジロホシハジロスズガモが挙げられます。
 メジロガモのオスの繁殖羽は、頭部から胸部にかけての羽衣が赤褐色で、体上面の羽衣は緑がかった黒褐色です。 分布地はユーラシア大陸の西側で、日本とはかなりかけ離れています。 ですから、メジロガモが日本に飛来することは稀なことです。 過去に記録のあるメジロガモも、雑種だったものも多かったのかもしれません。
 ちなみに、アカハジロの繁殖期のオスは、頭部や頸部の羽衣が緑色の光沢がある黒、体上面の羽衣は褐色や黒褐色です。 分布地はユーラシア大陸の東側、つまりメジロガモの分布地に接して、その東側に分布します。 アカハジロの分布地は日本に近いので、稀に越冬地として日本に飛来しています。

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コメント

雑種のカモに興味を抱いてもらえるのは嬉しいですが・・・
これはメジロガモXホシハジロの種間雑種またはその継代雑種
ではないかと考えています。

雑種推定にはまず年齢そしてその外観を合わせてイメージする
ことが重要です。

その結果、このカモは2006年末から翌07年3月に
鶴見緑地で滞在した純粋メジロガモ幼鳥とは以下の点で外観が
異なります。
1.金茶色の幼羽がほぼ認められず、腹部幼羽の換羽が3か月
以上早い
2.嘴先端黒色部が嘴爪より明瞭に大きくキンクロハジロ的
パターンを有する
3.虹彩の色が鈍く黄色味を帯びておりこれは虹彩の赤い
ホシハジロと白いメジロガモの中間色を示す
4.脇腹から羽繕いで抜けた羽毛に微細な小斑点列が見られ、
ホシハジロに由来すると考えられる
実はこのカモを見に行った際にオンボロカメラがとうとう壊れ
観察に必要なスコープもカメラも手元になくなってしまい
呆然とした結果、アカハジロとの雑種と言い間違えてしまった
ことがありました。
雑種相手がアカハジロの場合、虹彩は白く、嘴先端黒色部は
嘴爪周囲に限られます。画像は我がブログに掲載しています。
上記判断は私が事実より推測した内容ですが、外国及び
国内の著名な観察家はこれを純粋種の変異の範囲と考えている
例があります。

投稿: Shin’s | 2012年12月22日 (土) 18時33分

Shin’sさん、詳しい解説をありがとうございました。じつは内心密かにコメントを期待していました。さっそく訂正します。

投稿: そよかぜ | 2012年12月22日 (土) 21時49分

こんばんは

再度のコメントで訂正します。
このカモは雑種でなく、メジロガモ雄幼鳥です。
前回コメントの直後に結果が判明していたのですが
再コメントが遅くなってしまいました。
私のようの直感ではなく、純粋度の指標を深読み
しすぎて誤った判断をしてしまう場合や他の場所の
雑種メジロガモが逆に純粋メジロガモとして紹介
されている場合があります。
このメジロガモは現在も滞在中ですが、一時一緒に
いたメジロガモXアカハジロ雄幼鳥がいなくなり
枯蓮の中に潜んでいる時間が長くなりました。

投稿: Shin’s | 2013年2月 4日 (月) 22時56分

アフターケアありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。
現在も滞在中ということですので、近いうちに見に行ってきます。

投稿: そよかぜ | 2013年2月 5日 (火) 21時59分

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