ハラキンミズアブ(オス)
ハラキンミズアブのオスは、体長5mmほどの小さなミズアブですが、頭でっかちで赤茶色の複眼、胸部は金属光沢があり、腹部は金色で先端は黒、なかなか魅力的なミズアブです。 なお、メスは複眼の間隔が広く、腹部は藍青色をしています(こちら)。
胸部の金属光沢は、構造色が関係しているのでしょう、光の当たり方で色が変わります。 直射日光の当たらない自然光下では緑っぽいのですが、1枚目の写真のようにフラッシュの光をまっすぐに当てると褐色が強くなります。 斜めからフラッシュの光を当てることで、やっと緑色が出ました(上の写真)。
複眼は上下で色が異なり、下半分は黒っぽい色をしています。 複眼を構成している個眼の大きさも異なり、黒っぽい部分の個眼の方が小さいようです。
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