シロノセンダングサ
シロノセンダングサ(=シロバナセンダングサ)は、キク科の1年生草本で、1840年代に渡来の記録のある帰化植物ですが、第二次大戦後に急に広がりだしたようです。
花期は秋で、白い舌状花は1つの頭花に4~7個あります。 この舌状花はオシベもメシベも退化していて、結実しません。
果実にはトゲがあり、ひっつき虫として動物などに運ばれます。 このトゲは2~4本ですが、ほとんど2本ばかりのものから、ほとんど3~4本のものまで、株によって異なります。
シロノセンダングサはコセンダングサの変種として扱われています。 コセンダングサは変異の幅の大きな種で、和名も学名もまだ落ち着いていないようです。 コセンダングサの所に書いた、小さな白い舌状花をつけるコシロノセンダングサも、コセンダングサの変種ですし、シロノセンダングサよりも大きな頭花をつけるオオバナノセンダングサもコセンダングサの変種とされている場合もあるようです。
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