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2012年11月30日 (金)

キボシアシナガバチ

 擬木の上に寒さでほとんど動けないキボシアシナガバチがいました。 かわいそうな気もしますが、写真撮影にはもってこいです。

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※ 写真は3枚とも、クリックで拡大します。

 キボシアシナガバチは山地に住む小型のアシナガバチです。 名前の「キボシ」は、胸や前伸腹節の黄色の紋からつけられたようですが、個体によっては、はっきりしません。
 外形の特徴として印象的なのは、第2腹節の丸みが強いことでしょう。 そのことも含め、上から見た場合のキボシアシナガバチの特徴を下にまとめておきました。

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昆虫07 ハチ」カテゴリの記事

コメント

初めまして。お断りなんですが、オトシブミを説明するのに、こちらが一番わかりやすくきれいな写真でしたのでブログの中でオトシブミのページをリンク、貼らせて頂きました。アップ前にと思ったのですが・・。昆虫に詳しいご様子。昆虫の検索に今後も使わせて頂きたいと思っています。お詫びかたがたですが。。

投稿: ゆう | 2012年12月 1日 (土) 12時54分

リンク大歓迎です。
リンクしていただいたページがわかるようにしていただけると、私も訪問させていただきます。
調べものに役立てていただくことも、とても嬉しく思います。

投稿: そよかぜ | 2012年12月 1日 (土) 22時30分

有難うございました。ホッとしました(-_-;)上のキボシアシナガバチなどとても詳しくまとめていらしゃるので参考書になりそうです。野鳥も大好きですが長いレンズが無くてなかなかうまくいきません。アカゲラなんて私にとってはワクワクものです。

投稿: ゆう | 2012年12月 2日 (日) 10時44分

ゆうさんは鳥も撮られるのですね。
最近は小さいカメラでも超望遠が可能になったり、レンズの性能もカメラの性能も向上し、鳥を撮る人も年々多くなってきたように思います。

投稿: そよかぜ | 2012年12月 2日 (日) 21時56分

美しい写真なので細かい所までよく見えますね
口の上の黄色い部分には毛が生えているのですね
目の間の小さな三つのポッチはなんでしょうか?

投稿: yuuko | 2012年12月 4日 (火) 13時44分

昆虫の体表には、よく毛が生えています。
キボシアシナガバチの体も、大部分が細かい毛に覆われています。

複眼の間にある3つは単眼です。

投稿: そよかぜ | 2012年12月 4日 (火) 23時32分

単眼も見える目なのですか?

投稿: yuuko | 2012年12月 5日 (水) 18時12分

> 単眼も見える目なのですか?

虫に聞いてみないと分かりませんが、一般的には明るさの変化を感じるだけだろうと言われています。
私たち脊椎動物の祖先にも頭頂眼という目が頭の頂にあって、カナヘビなどのトカゲ類の一部やヤツメウナギ類などでは、ちゃんと存在がわかります。人間では脳の中に埋まってしまって、松果体という昼と夜のリズムを作る器官になっています。

投稿: そよかぜ | 2012年12月 5日 (水) 21時55分

ドラゴンボールの天津飯も頭頂眼を持っていましたね。

投稿: そよかぜ | 2012年12月 5日 (水) 22時02分

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