モリオカメコオロギ
オカメコオロギの仲間は、触角の付け根から付け根に白い線があります。 森林の落ち葉の下を好むモリオカメコオロギ、草地や畑などに住むハラオカメコオロギ、湿地や田んぼに住むタンボオカメコオロギがいて、いずれも正面から見たオスの顔の左右が膨らんでいて、「おかめ」の名前はここから来ています。
写真のモリオカメコオロギもオスで、正面から撮りたかったのですが、自然の中で動き回るモリオカメコオロギでは、側面から撮るのがやっとです。
写真の個体は左側の後脚が失われていますので分かりませんが、後脚には長い棘が並んでいます。
モリオカメコオロギとハラオカメコオロギはよく似ているのですが、生息環境の違いの他に、モリオカメコオロギのオスでは、ハラオカメコオロギよりも、前翅の端部がやや長いこと、腹面がやや赤みを帯びていることなどで区別できます。
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