クロタマゾウムシ
壁にくっついていたゾウムシです。 色や形からするとクロタマゾウムシのようです。 ネットで調べると、クロタマゾウムシの体長は8~10mmということですが、写真のゾウムシは5mmほどしかありません。 幼虫の時に十分食べることができないまま成虫になったのだと思いますが・・・。
以下、クロタマゾウムシについて少し書いておきます。
口吻の長いゾウムシの多くは、その長い口吻を産卵時にも利用し、植物組織に穴を開け、そこに卵を産み付けます(例えばイヌビワシギゾウムシ)。 しかしタマゾウムシの仲間やタコゾウムシの仲間などは、幼虫が植物組織外で生活します。
クロタマゾウムシの幼虫は粘液に覆われていて、キリの葉に張り付いて葉をかじっては移動することを繰り返します。 このため、キリの葉には小さな穴がいっぱい開くことになります。
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