ネナシカズラ
ネナシカズラは、自ら光合成をせず、寄生根を他のいろんな植物に刺し込み、養分を吸収するツル植物です。 種子から発芽したネナシカズラは、最初は地中に伸ばす根がありますが、寄主植物のにおいを感じ、寄主植物に取り付くと、その名のとおり、地面に伸びていた根は枯れて無くなってしまいます。
以前は独立したネナシカズラ科の植物とされていましたが、APG植物分類体系ではヒルガオ科とされています。
以前このブログにアメリカネナシカズラを載せましたが、アメリカネナシカズラに比較して、ネナシカズラはオシベもメシベも短く、花全体としてはスマートな感じがします。
このネナシカズラの写真は岩湧山で撮ったものです。 金剛山などでも時々見るのですが、1年性の植物ですので、翌年同じ場所で見られるとは限らず、神出鬼没です。
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