ミヤマチドメ
ミヤマチドメ Hydrocotyle japonica は、人家近くには無く、山の陰地に生えるチドメグサの仲間です。 写真は岩湧山の登山道で撮ったもので、あちこちにたくさん生えているのですが、花が咲いても気がつく人はほとんどいないようです。
前にオオチドメを載せましたが、 チドメグサの仲間の多くは、花がたくさんかたまって球状につきます。 しかし、このミヤマチドメと下に書くヒメチドメの花は、3~5個の集団です。
上の写真では、咲いている花の後ろに、花が終わって果実になりかけのものが3つ写っています。 花は、花弁が5枚、オシベ5本で、メシベは2本です
上はミヤマチドメの葉を拡大したものです。 ミヤマチドメに似たチドメグサの仲間にヒメチドメがありますが、ヒメチドメでは成葉の基部の切れ目が左右に広く開きます。
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