コロギス
コロギスの名前は、体型はコオロギに似て色はキリギリスのようだというので、コオロギ+キリギリスからきていす。
とても長い触角を持っています。 翅は質が薄く、飛翔にはほとんど役立ちませんし、後脚も特に発達しているわけではなく、すばらしいジャンプができるわけでもありませんので、逃げる時は走ることが中心になります。
樹冠部で暮らし、夜行性で警戒心が強く、昼間は糸を出して葉を綴り、その中に潜んでいますので、コロギスをあまり目にする機会はありません。 そのうえオスも鳴きませんので、存在に気づくこともあまりありません。
そのコロギス( 産卵管があるので、メス )が、どういう理由か、地上から 1.5mほどの高さの木の幹にじっとしていて、カメラを近づけても逃げません。
前脚と中脚の脛節には、獲物を捕える時に役立つのでしょう、鋭い棘が並んでいます。
複眼は黄褐色をしています。 額には3つの円い白斑があります。
| 固定リンク
« オオフタバムグラ | トップページ | ヒイロタケ »
「昆虫01 バッタ・カマキリ」カテゴリの記事
- モリチャバネゴキブリ(幼虫・成虫)(2014.01.04)
- ハヤシノウマオイ(2013.10.17)
- イボバッタ(2013.10.13)
- セスジササキリモドキ(オス)(2013.10.09)
- ウスグモスズ(2013.09.04)
コメント