ルリハムシ
上はヒメヤシャブシにいたルリハムシです。 このハムシ、カメラを近づけると逃げ出しました。 飛ぼうとはしないのですが、止まってくれません。 で、家まで連れて帰って撮ったのが下の写真です。 なお、上の写真も下の写真もフラッシュを使用しています。
写真はクリックで拡大します。
下は別の日に撮った、ケヤマハンノキ上のルリハムシです。 こちらは自然光での撮影です。
このようにルリハムシは金属光沢のある美しいハムシですが、このハムシには色彩変異が多いようで、上の2個体を比較しても、少し違います。 名前は瑠璃色のハムシということですが、ネットで見るかぎり、そのような黒っぽいものは東北地方などに多いようで、近畿地方では赤銅色~金緑色のものが多いようです。
上でなかなか飛ばないと書きましたが、そのせいもあるのでしょうか、地理的な分化が進んでいるようです。 少なくとも近畿中央部では上の写真のように脚の黒っぽい個体が多いのですが、本州太平洋岸では脚が黄褐色、四国・九州では前胸と脚が橙黄色の個体が多いとのことです。
食餌植物は、上の写真のように、ハンノキやヤシャブシなどのカバノキ科の葉のようです。
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