タケトアゼナ
アゼナ(畔菜)は水田の畔などに生える在来の一年草ですが、これに似て明治以降に渡来した北アメリカ原産の帰化植物にアメリカアゼナがあります。 アゼナの葉にはきょ歯がありませんが、アメリカアゼナの葉にはきょ歯が見られます。
このアメリカアゼナには、CタイプとRタイプと呼ばれる2つのタイプがあります。 Cタイプの葉の基部は細くなっていますが、Rタイプの葉の基部は丸く広がっています。 このアメリカアゼナのRタイプ(下の写真)は、タケトアゼナとも呼ばれています。 なお、「タケト」の意味は不明とされています。
タケトアゼナの花は、対生した葉の葉腋につき、長い柄があります。 花冠は2唇形で、多くの場合、下唇の基部には紫色の斑紋があります。 オシベは4本ありますが、そのうちの2本は退化して花糸のみとなり、葯は無くなっています。
アゼナもアメリカアゼナもアゼトウガラシ属に分類されています。 アゼトウガラシ属は、従来はゴマノハグサ科になっていて、APG分類体系ではオオバコ科に移されていましたが、最新のAPG分類体系第3版(2009年)ではアゼナ科として独立しています。
| 固定リンク
「草1 合弁花」カテゴリの記事
- ウラジロチチコグサ(2014.06.26)
- ハルジオンとヒメジョオン(2014.05.31)
- ヤセウツボ(2014.05.22)
- フナバラソウ(2014.05.19)
- オオカワヂシャ(2014.05.05)
コメント
美しいですね。でもトウガラシかなんですか。。
投稿: 吉野@自然療法 | 2012年7月25日 (水) 03時29分
アゼトウガラシとトウガラシは全くの別物です。
カプサイシンなどの有効成分を持つトウガラシは自然療法でも大切になる食品ではないのでしょうか。
投稿: そよかぜ | 2012年7月25日 (水) 21時32分