シロウツボホコリ
写真は変形菌のシロウツボホコリだと思います。 堺自然ふれあいの森の朽ち木の上で、たくさんの子実体を形成していました。(写真は2枚ともクリックで拡大します。)
最近は生物を植物と動物に二分する分類はほとんど行われなくなりましたが、この変形菌を植物・動物のどちらかに入れるとすれば、動物に入ります。
変形菌については、このブログでもこれまでに、ムラサキホコリ、ツヤエリホコリ、ツノホコリ、タマツノホコリなどを載せてきました。 生活環などについてはそちらに書いてきましたので、今回は重複を避けます。
写真の子実体は、高さが約2mm、幅は0.7mmほどです。 国立科学博物館のHPによると、高さは4mmくらいにまでなるものもあるようですが、子実体の高さは変形体の状態により変ってくるものでしょう。
※ 大阪府の変形菌の様子を知ることができる調査記録として、下記のものがあります。
大阪府河内長野市で採集された変形菌類とその子実体の季節性
田中久美子・佐久間大輔
大阪市立自然史博物館研究報告58号
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