チャイロチョッキリ
チャイロチョッキリがクモの巣に引っかかっていました(堺自然ふれあいの森)。 ここで何があったのか、このクモの巣は同じ写真に写っているクモのものなのか別のものなのか、チャイロチョッキリの左上翅は欠けて下翅が折りたためない様子ですが、体にクモの糸は巻きつけられていませんし、脚を動かしています。
クモの餌を取り上げるのならクモに悪いのですが、状況から見てそうでも無さそうなので、チャイロチョッキリを助けることにしました。
ところが、葉の上に載せてやると、すぐに葉の裏に回ってしまいました。 チャイロチョッキリはよく飛ぶのですが、飛び去ってしまわないだけで、良しとしましょう。
しかし改めてよく見ると、毛深いですね。 脚から触角まで、長毛の見当たらないのは下翅と複眼くらいです。
チャイロチョッキリはクリ、コナラ、カシ類の葉にいるところはよく目撃されていますが、自然状態での産卵行動は、まだ知られていないようです。
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