オオヒラタシデムシ
オオヒラタシデムシは、春から秋まで、平地から山地まで普通に見られるシデムシの仲間です。 オオヒラタシデムシはヒラタシデムシによく似ていますが、ヒラタシデムシは北海道にしか分布しないので、近畿に住んでいる者にとっては、分類に悩まなくても済みそうです。
このブログでは以前にヨツボシモンシデムシを取り上げていますが、シデムシの仲間は、生き物の死骸を餌にしている虫で、死体があると出てくる虫というわけで、漢字で書くと「死出虫」です。
下は上と同じ日に別の場所で撮ったオオヒラタシデムシで、このような、腹部が翅から出ているオオヒラタシデムシもよく見ます。 最初は雌雄の違いかなとも思っていたのですが、そうでもなさそうです。 オオヒラタシデムシの腹部は伸び縮みするのでしょうか?
ところで、ヒラタシデムシの仲間は、交尾のときに、上にいるオスが下にいるメスの触角をくわえて動きを制限するようです。 おちゃたてむしさんやBABAさんなどのブログにはその様子が載せられています。
最初の写真のオオヒラタシデムシは右の触角が途中で切れていますが、交尾の時に切れてしまったというのは想像を逞しくしすぎかな?
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