ゴホントゲザトウムシ
ゴホントゲザトウムシは、神奈川県以西の本州と、四国、九州に分布しますが、人里周辺の竹林や雑木林でしか見つかっておらず、分布地もかなり限定的なようです。 幼虫で越冬し、成虫は5~6月に見られます。
大型のザトウムシで、体長(脚を除く)は1cmほどあります。 ザトウムシにしては脚は短めです。 もっとも、よく見るザトウムシの仲間のように、とても細く長い脚で体を持ち上げてゆらゆらと歩くには、体が重すぎるようです。 名前は、体の中心軸に沿って、5本の赤いトゲが見られるところからです。 なお、4対の歩脚のうちの前から2番目の1対は特に長いことや、頭胸部の中央付近に小さな突起があり、その側面に1対の眼があることなどは、他のザトウムシの仲間と同じです。
※ トゲが前方に3本のトゲザトウムシはこちらに載せています。
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