コメガヤ
山道を歩いていると、米粒のようなものが1列につながって、ゆらりゆらり。 コメガヤです。 下の写真では、緑の“米粒”と白い“米粒”が混じっていますが、そのうち全部紫色を帯びた白い“米粒”になります。
下はその穂の一部を拡大したものです。 上で“1列につながって”と書きましたが、下のように拡大して撮ると、じつは枝分かれしていることが分かります。
1つの“米粒”も、じつはこの“1粒”が小穂で、複数の花が集まったものです。 上の写真ではあちこちでメシベの柱頭やオシベの葯が見えていますが、下はこの小穂が広がった状態を撮ったものです。
コメガヤの小穂は、2枚の苞穎で保護され、受粉して結実することのできる小花(=ほんとうの花)が2つと、その先には1~2個の退化して結実することのできない小花をつけています。
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