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2012年5月 3日 (木)

続・アシナガオトシブミの揺籃作り

 この記事は昨日の続きです。 最初にここを訪問していただいた方は、こちらからお読みください。

【12:22】 メスの揺籃づくりの再開です。 オスを背負ったまま、まずは二つ折りの確認です。

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【12:23】 いよいよ葉を下から巻き上げていきます。 葉の主脈に細かく傷をつけながらの丁寧な作業です。 メスはオスを完全に無視しているような振る舞い方です。

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【12:26】 オスをどかせて、ここで産卵です。 少し巻いた葉に切れ込みを入れ、そこに産卵管を差し込んでいます。 オトシブミの仲間は、1つの揺籃に1つの卵しか産みません。 ていねいな子育てです。
 オスはこの写真のすぐ上にいます。

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【12:30】 産卵後、メスはオスにかまわず、葉を丁寧に巻き上げていきます。 オスはまた交尾姿勢に入ってしまいました。

Asinagaotosibumi120428_a

【12:35】 揺籃は完成しました。 アシナガオトシブミの場合、完成した揺籃を切り落とす場合と、ぶら下がったままにしておく場合の両方のケースがあるようですが、今回は切り落とす作業を始めました。
 オスはメスから離れようとしません。

Asinagaotosibumi120428_b

 揺籃は切り落とされました。 オスは揺籃と共に落下しました(かわいそう・・・)。
 地上に落下したオスは、しばらくモゾモゾしていましたが、やっとあきらめたのか、飛び去って行きました。

【12:40】 メスはすぐに次の揺籃作りに取りかかりました。 下の写真で、左側が揺籃を切り離した葉、中央の葉は、その裏で交尾した場所です。

Asinagaotosibumi120428_c

【12:42】 メスは二つ折り作業をはじめています。 近くにはオス同士の争いで遠ざけられたオスがいます。

Asinagaotosibumi120428_d

 ここで観察は打ち切りました。 しかしこのように書いてみると、このメスとオスとの関係が気になります。 1つの揺籃を作るたびに交尾するのではなく、メスは1回の交尾でたくさんの受精卵を産むことができると思うのですが・・・。

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