« マダラトベラキジラミ | トップページ | ムカシヤンマ »

2012年5月23日 (水)

ユウゲショウ(アカバナユウゲショウ)

 ここで書くユウゲショウは、アカバナ科マツヨイグサ属の多年草です。 オシロイバナもユウゲショウと呼ばれることがあり、これと区別するためにアカバナユウゲショウとも呼ばれています。 ただし花の色素は1つの遺伝子の変異で作られなくなりますので、どんな植物でも白い花になる可能性があり、実際に白花のアカバナユウゲショウがあちこちで観察されています。
 以下、ユウゲショウと呼ぶことにします。

Yuugeshou120518_1

 ユウゲショウは北米南部から南米にかけての原産で、日本へは明治時代に鑑賞用に移入され、栽培されていましたが、現在では広く野生化しています。
 薄紅色の花は直径が1~1.5cmほどで、マツヨイグサ属ですので、花弁が4枚、オシベが8本で、メシベの先端は4裂しています。

Yuugeshou120518_2

 上の写真は5月18日の15時に撮ったものです。 昼間咲いているのに「夕化粧」とは? と思い、本やHPで少し調べてみたところ、おもしろいことになりました。
 全国農村教育協会『日本帰化植物写真図鑑』(2008年6月28日改訂版)は、なかなかいい図鑑で、現在は第2巻も発行され、私もよく使っているのですが、この中では、「花は夜咲き」と書かれています。
 ウィキペディアでは「和名の由来は、午後遅くに開花して、艶っぽい花色を持つことからとされるが、実際には昼間でも開花した花を見られる。」とあります。
 岡山理科大学植物生態研究室(波田研)のHP「植物雑学事典」では、「昼咲きであって夕方には花を閉じてしまう。」とあります。
 私の観察では「植物雑学事典」のようになるのですが、こんなに開花時間に関する記述が違っているのはなぜでしょうか。
 また花期についても、保育社の『検索入門野草図鑑⑦』では、花期は7~9月となっていますが、私が以前花を見たのも5月でした。
 性質の異なる複数の系統のユウゲショウが日本に入ってきているのでしょうか。 季節で開花時間などが変化するのでしょうか。 それとも発芽時期などで異なるのでしょうか。 ユウゲショウがどんな季節の何時頃に咲いているのか、チェックする必要がありそうです。

|

« マダラトベラキジラミ | トップページ | ムカシヤンマ »

草2 離弁花」カテゴリの記事

コメント

夕方、愛犬と散歩してて
コレはアカバナユウゲショウかな?というのに出合いましたけど、
しぼんでました。
違う場所でそれぞれ咲いてましたが、
み~んなしぼんでました。
今日の事です。

投稿: わんちゃん | 2012年5月23日 (水) 23時39分

機会があれば、何時ごろに咲き、何時ごろにしぼみ、それが季節によって変化するのかしないのか、チェックしてみてください。

投稿: そよかぜ | 2012年5月24日 (木) 20時11分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ユウゲショウ(アカバナユウゲショウ):

« マダラトベラキジラミ | トップページ | ムカシヤンマ »