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2012年5月28日 (月)

オドリバエ科 Hybos属

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 オドリバエの仲間(オドリバエ科)は、他の昆虫などを捕えて餌としており、世界では3,000種以上が記録されています。 大きさにも幅がありますし、何を餌とするかで形態は多様化しています。
 オドリバエの名前は、飛び方が踊りをおどるようなところからと言われていますが、種によって飛び方も異なり、一概には言えないようです。
 日本産のオドリバエ科については、三枝豊平先生作成の検索表があります。 これによれば、写真のオドリバエは、セダカバエ亜科(Hybotinae)のHybos属のものということになりました。 体長は翅を含めずに6mmでした。 なお、セダカバエ亜科は、セダカバエ科としてオドリバエ科から独立させる扱いもあります。

※ 写真は全てクリックで拡大します。細かい所は拡大してご覧ください。

Odoribae120512_2

 複眼は上下に分かれています(上の写真)。 どういう意味があるのでしょうね。 また、中脚の膝節には長い毛が認められます(下の写真)。

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 下の写真では翅脈の様子がよく分かります。

Odoribae120512_4

 餌は後脚でしっかりはさみつけています。

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 上で捕らえられているのは、チャタテムシの一種、下は同じ双翅目の昆虫のようです。 長い口吻を突き刺しています。

Odoribae120512_6_2

 写真のオドリバエは、5月12日に、直線距離で2kmほど離れた2ヶ所でたくさん発生しているのに出会い、そのうちの1ヶ所で撮ったものですので、同種でしょう。 その後、次第に個体数は減っているようですが、餌を捉えている所に何度も出会い、昨日も出会いました。 上に書いたように、オドリバエの仲間はたくさんいて、同定には翅脈の様子や毛の生え方を見る必要があり、別の日に見たものも全て同種だとは言い切れないのですが、雰囲気的にはたぶん同種だったと思います。

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