キマダラハナバチの一種
堺自然ふれあいの森のナノハナに来ていたキマダラハナバチの一種です。 10平方メートルほどの小さなナノハナ畑に数頭来ていましたので、そんなに珍しくも無いハナバチのはずですが、キマダラハナバチの仲間(コシブトハナバチ科キマダラハナバチ亜科)にもたくさんの種がいて、詳しく調べる資料を持っていませんし、動き回られていろんな角度からの写真もありませんので、タイトルのようにしておきます。
キマダラハナバチの仲間は、全体的に暗赤色をしていて、上の写真では翅が光ってよく分かりませんが、腹部前方に1対の大きな黄色い紋があります。
下は上とは別種かな?
ハナバチとは花粉と花蜜(かみつ)を採取して巣に運び、これを混ぜ合わせて団子をつくり、幼虫の食糧とする蜂のグループで、ミツバチやクマバチなどもこのハナバチのなかまですが、たくさんの種類がいて、さまざまな生き方をしています。 なかには他のハナバチの巣に侵入して産卵し、幼虫はその巣のハチが働いて作った花粉団子を食べて育つという「労働寄生」をするハナバチもたくさんいて、このキマダラハナバチの仲間も、ヒメハナバチの仲間に労働寄生します。 ちなみに、このブログに以前載せたルリモンハナバチもコシブトハナバチに労働寄生するハチです。
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