アジアイトトンボ
アジアイトトンボは、その名のとおり、中国・台湾・朝鮮半島など広くアジアに分布しているイトトンボです。 日本の平地では、イトトンボの中では、春いちばん最初に現れます。
アジアイトトンボは雌雄で色が異なります。 上の写真で、左上のオレンジ色をしているのが若いメス、その奥と右下にいる青い色をしたのがオスです。
アジアイトトンボにたいへんよく似たイトトンボに、同属で少し大きいアオモンイトトンボがいます。 上はアジアイトトンボのオスで、腹部の節に赤で番号をつけておきましたが、腹部第9節に青い紋があります。 アオモンイトトンボでは、この青い紋は第8節にあります。
上は最初の写真の若いメスだけを拡大したものです。 若いメスもアオモンイトトンボの若いメスによく似ているのですが、アジアイトトンボの腹部第1~2節の背面に黒い斑があるのに対し、アオモンイトトンボのメスには、この斑がありません。
アジアイトトンボのメスは、成熟すると下のようになります。
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コメント
おはようございます
トンボの季節到来
いい季節になりました
腹部の節の数、数えました
小さくて細いのでこれがムズカシイ。。。
しかしそれも楽しい時間ですね
投稿: | 2012年4月28日 (土) 08時47分
(雰囲気からして)エフさん(ですよね)、こんにちは
どこへ行っても花も虫も鳥も楽しめるいい季節になりました。
ところで、実際のイトトンボで腹部の節を数えたんですか!?
私は写真で拡大してからしか数えたことはありません。
投稿: そよかぜ | 2012年4月28日 (土) 19時00分
たまたま撮っていたのがあって、
それではと、
う~~ん・・・です。
投稿: わんちゃん | 2012年5月 1日 (火) 21時50分
水があって自由に近づけない所での撮影は難しいですね。2枚目のオスの写真も、かなりの手ぶれです。
投稿: そよかぜ | 2012年5月 2日 (水) 00時51分