アオキ
アオキの花が咲きだしています。 下の写真は斑入りの栽培されているものですが、自生しているものでも花のつくりは同じです。
アオキは雌雄異株です。 雄花は紫褐色の花弁4枚にオシベが4本、雌花は4枚の花弁に囲まれてメシベが1本、分かりやすい花です。
花が終わって実は大きくなり、冬に色づきます。 下は昨年の12月に撮ったものですが、まだ完全に赤くなっていません。 しかし、赤くなる時期には、かなりの幅があるようです。
アオキは少し暗めの林に入れば、よく生えている身近な植物です。 しかしアオキは日本固有の植物で、同じ属の植物も、中国~台湾とヒマラヤにあるだけです。
ヨーロッパの人にとっては、冬の寒さによく耐え、常緑で赤いツヤのある美しい実をつけるアオキは、人気のある木です。 1690年にヨーロッパに入れられましたが、最初はどのように育てても実がつかない。 やっと雄株だということが分かって、1860年に雌株がヨーロッパに導入されたということです。
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