アリグモの1種の巣
アリグモと言った場合、アリグモという種を指す場合と、これを含むハエトリグモ科アリグモ属のクモを指す場合があります。 日本で見られるアリグモ属は8種ですが、このうち大阪付近で見られるのは、アリグモ、ヤサアリグモ、クワガタアリグモ、タイリクアリグモ、ヤガタアリグモの5種のようです。
いずれにしてもアリによく似たクモで、クモですから、頭胸部と腹部に分かれているはずなのですが、頭部と胸部が分かれているように見えます。
これまでこのブログで何度か書いたアリグモは、ハエトリグモの仲間らしく、全て歩き回っているものでした。 しかし私のこれまでの観察例では、繁殖活動を行う場合や、冬季には巣の中にいるアリグモを何度か観察しています。
今回のアリグモは2月24日に撮影したもので、巣の中にいることもあって、種名までは確認していません。 撮影していると、威嚇のためか、出てきました(下の写真)。
ところで、今回のアリグモ、どこに巣を作っているかといえば・・・。
じつはアラカシの殻斗(いわゆるドングリのお椀)です。 なかなかいい場所を見つけたものです。
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