アミメクサカゲロウ
アミメクサカゲロウは成虫で越冬します。 下の写真、半分以上は触角ですが、それでもほとんど画面いっぱいにアミメクサカゲロウの全身が写っているのですが、パッと見て分かりますか? これでもフラッシュで目が光って分かりやすくなっています。
分かりにくい人は、写真をクリックして拡大して見てください。(他の写真もクリックで拡大します。)
上の写真はヤツデの葉の裏ですが、下はツバキの葉の裏にいた別個体です。 こちらの方は、光の当たり方で、存在が分かりやすくなっていますが、やはり体を葉の主脈の側に寄せて目立たないようにしているようです。
アミメクサカゲロウは、クサカゲロウの仲間では最大です。 幼虫はアブラムシなどを捕食し、成虫はアブラムシの甘露を嘗めて暮らします。
前翅は幅広く、長さは22~26mmもあり、中央付近には黒紋があります。 段横脈は多く、前翅を拡大すると、たくさんの毛が生えています。
長い触角の基節外側には紫褐色の条があり、また頭楯の両脇にも太い褐色条があります。
それにしても、クサカゲロウの仲間の眼は、フラッシュの光を当てると、どうしてこんなにも美しい色になるのでしょうね。
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