ミナミトゲヘリカメムシ
ミナミトゲヘリカメムシは、オオクモヘリカメムシに似ていますが、少し小さく、前胸背板(こちらを参照してください)の後角(後部のツノ)が良く発達しています。
名前のとおり南方系の種類で、日本では元は沖縄諸島等で見られたようですが、北上が続き、今では関東地方でも見られるようです。
南方系といわれるにもかかわらず、冬にも活動していて、成虫はむしろ冬によく見られるようです。 南方系だからこそ、冬眠の習性が無いのかもしれませんね。
汁を吸うのは主にクスノキ科の植物ですが、ミカンの果実などに加害することもあるようです。
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コメント
よぉ~撮れてますね、
2枚目に拍手ですw(゚o゚)w
投稿: わんちゃん | 2012年1月23日 (月) 18時25分
冬場は活動が鈍く、スローモーションで動いてくれるので、動きのあるポーズを撮るのには適した季節ですよ。
投稿: そよかぜ | 2012年1月23日 (月) 22時19分