写真はアミメカゲロウ目ヒロバカゲロウ科のスカシヒロバカゲロウだと思います。 奈良の春日山に入る渓流沿いの道にいました。
全身薄い毛に覆われていて(写真をクリックして拡大してみてください)、頭部はオレンジ色、翅には薄い帯状紋があります。 この帯状紋の色の濃さには、かなり個体差があるようです。
アミメカゲロウ目(脈翅目)に分類されている昆虫で、今までにこのブログで取り上げたものには、キカマキリモドキ、ラクダムシ、クサカゲロウ、ウスバカゲロウなどがあります。 スカシヒロバカゲロウも“ほんとうの”カゲロウ(=カゲロウ目の昆虫)ではありません。
コメント
アミメカゲロウ目(脈翅目)
すべて見事ですね、
模様の違う編み目と透き通り加減が・・・
よう撮れてますね
クリックして拡大したら、
網目模様と全身を覆ってる薄い毛がクッキリハッキリ。
投稿: わんちゃん | 2011年11月 6日 (日) 21時24分
ほんとうに繊細な編み目はみごとですね。
でも、美しさと機能は別なようで、太い脈が無いからでしょうか、飛ぶ力強さは無いですね。
投稿: そよかぜ | 2011年11月 6日 (日) 23時46分
こんばんは
網目模様の翅キレイですね
どんな機織り機でもこうは織れない
翅があんまり実用的ではないってことは
そう飛びまわらなくても生活できるってことですか
投稿: エフ | 2011年11月 8日 (火) 21時55分
飛びまわらなくても生活できるというよりも、飛びまわらないで生活しなければならない、と言った方がいいのかもしれません。
ですからこの仲間は、蝶やトンボのようには繁栄していないのかもしれません。
投稿: そよかぜ | 2011年11月 9日 (水) 00時33分