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2011年11月26日 (土)

ヤマハゼ

 昨日はヤマハゼとヤマウルシの見分け方を中心に、ヤマウルシについて書きました。 今日はもう片方のヤマハゼについてです。
 ヤマウルシと別種にウルシがあったように、ヤマハゼについてもハゼノキがあります。 さらに面倒なのは、ウルシはほとんど栽培されているものばかりであったのに対し、ハゼノキは、元は主にロウソクの原料を採るために栽培されていましたが、丘陵帯に広く野生化しています。 つまり、ヤマハゼはヤマウルシともハゼノキとも区別しなければならないということになります。
 まず、ヤマハゼとヤマウルシとの違いについてですが、これは昨日書きましたが、再度箇条書きにしておきます。 昨日のヤマウルシの写真と今日の写真を比較してみてください。 なお、分布はヤマハゼの方がヤマウルシよりも暖かい場所を好み、分布は関東以西になります。

Yamahaze111117_1

  •  複葉の小葉はヤマハゼの小葉の方が幅が狭い傾向にある。
  •  小葉の主脈から側脈が分岐する角度が、ヤマハゼの方が直角に近くなる傾向がある。
  •  ヤマハゼの果実の表面にはほとんど毛が無く、光沢がある。 ただし、ヤマハゼも雌雄異株で、雄株には果実はつかない。

Yamahaze111117_2
Yamahaze111117_3
 次に、ハゼノキとヤマハゼとの違いです。 これはほんとうによく似ていて、果実の様子も似ていますし、分布域もほぼ同じです。
 比較的見分けやすい区別点は次の2点でしょう。

  •  ハゼノキはヤマハゼに比較すると、葉の毛がかなり少ない。
  •  葉を裏から見て、小葉の側脈がハゼノキではそんなに隆起しないが、ヤマハゼの側脈は強く隆起する。

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コメント

始めまして。
ZAQ日記で雨山のラブさんの日記を見て寄せて頂きました。

投稿: かーこ | 2011年11月27日 (日) 19時44分

似たブログもある中で「そよ風のなかで」だけでよく来ていただきました。
紹介していただけるなら、ちゃんとリンクしておいてもらわないと・・、と言える旧知の仲の雨山のラブさんです。
ちなみに、「そよ風のなかで」はブログ名で、ハンドルネームは「そよかぜ」です。
このブログは身近な生物を取り上げていて、その他の諸々は「そよ風日記」に書いています。

投稿: そよかぜ | 2011年11月27日 (日) 22時15分

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