ミズ
「堺自然ふれあいの森」に生えていたミズです。 イラクサ科に分類されている1年草です。
ムカゴイラクサの記事で、イラクサやムカゴイラクサはトゲに気をつけなければならないが美味しいと書きました。 このミズも、茹でておひたしや和えものにすると、癖もなく、美味しい山菜ですし、トゲの心配もありません。
ミズの赤っぽい茎は、やや透明がかり、見るからにしなやかで水分が多い印象で、「ミズ」という名前も、このあたりから来ているのでしょう。 生えている所も、湿った日陰です。
花は雌雄同株で葉柄の基部にかたまってつきます。 雄花はガク片2枚とオシベ2本、雌花はガク片3枚とメシベ1本からなります。 下はルーペを持っていない時でよく確認しないままに撮っておいた写真ですが、雄花ばかりのようですね (-_-;
ミズによく似た植物にアオミズがありますが、アオミズの茎は緑色か、わずかに褐色を帯びるだけですし、葉もミズより大きく、葉の先端は尖ります。
| 固定リンク
« ホソヘリカメムシ | トップページ | 二上山 »
「草2 離弁花」カテゴリの記事
- ドクダミの花(2014.06.29)
- ヤブニンジン(2014.05.29)
- シロバナマンテマ-ホザキマンテマとの関係について-(2014.05.26)
- ハマダイコン(2014.05.16)
- レンリソウ(2014.05.13)
コメント