アゲハモドキ
アゲハモドキは北海道から九州にまで分布するアゲハモドキ科の蛾です。写真は、左の後翅が傷んでいたので、それができるだけ目立たないように撮ってみました。
撮影時間は午前10時20分、アゲハモドキの活動時間帯は午後から日暮れですので、全く動く気配なし、安心して撮れました。 それにしても目立つ場所の葉の上に大きな態度・・・。 こんな様子を見ると、このアゲハモドキは毒を持つジャコウアゲハに擬態しているのではないかという説に賛同したくなります。
ただ、擬態しているという説には疑問も持たれています。 理由のひとつには大きさがジャコウアゲハ(開張約10cm)に比べてかなり小さい(開張約6cm)こと、もうひとつはジャコウアゲハは南方系の蝶で、アゲハモドキのいる北海道や東北地方には分布していないという事実です。
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コメント
>撮影時間は午前10時20分、アゲハモドキの活動時間帯は午後から日暮れですので、全く動く気配なし、安心して撮れました。
ナルホド~です。
本人のことをよく知ってないと良いのは撮れないなぁ・・・って思いました。
やっぱり本人はジャコウアゲハに似せてるつもり?なんでしょうか?面白いなぁ・・・
投稿: わんちゃん | 2011年9月21日 (水) 15時01分
本人は何も知らないでしょう。
“進化の神”のみぞ知る、ですかね。
投稿: そよかぜ | 2011年9月21日 (水) 23時50分