ナンテンハギ
ナンテンハギは北海道から九州の、草原や林縁部などの比較的日当たりのよい場所に生えるマメ科ソラマメ属の多年草です。 花は夏から秋にかけて咲き、よく育つと高さ1mほどにもなり、花も1つの花序に10個ほどつけることができるのですが、伊吹山で見たナンテンハギは草刈りされてしまった後のようで、写真のとおりです。 でも、よく育ったものであろうが無かろうが、ナンテンハギの特徴は、はっきりしています。
多くの羽状複葉の小葉の数は、頂小葉と左右同数の小葉で奇数であることが多いのですが、このナンテンハギの葉は、フタバハギという別名があるように、2枚の小葉からなります。 たしかに小葉どうしを比較すれば、ナンテンハギの小葉とナンテンの小葉は似ていて、名前はこのことに由来しているのですが・・・。
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コメント
撮った写真の中で名前の解らないのがナンテンハギかも?みたいなのがあります。
何気なく撮っていたんでしょうねぇ、
>このナンテンハギの葉は、フタバハギという別名があるように、2枚の小葉からなります。
葉っぱの特徴、立ち姿などがハッキリ撮れてません
名前の知らないお花を撮る時の反省です・・・
投稿: わんちゃん | 2011年9月14日 (水) 13時16分
記事にも書いたように、よく育ったナンテンハギが無く、この写真も2枚の小葉がセットになっている様子を写そうと努力はしているのですが、雰囲気だけになってしまいました。
投稿: そよかぜ | 2011年9月14日 (水) 21時07分