ミツバフウロ
伊吹山に咲くフウロソウの仲間については、ハクサンフウロのところにまとめていますが、秋の伊吹山に咲くフウロソウの仲間としては、ゲンノショウコと、このミツバフウロがあります。 9月6日の伊吹山でも、3合目付近でたくさん咲いていました。
ミツバフウロの特徴としては、まずは何といっても、名前のとおり、葉が掌状に3深裂していることですが、下の写真では、虫に食われてボロボロの葉が重なり合い、それに他の植物の葉も混ざってきて、分かりにくくなっています。 花にもたくさん虫が来ていますし、虫に人気のある植物ということでお許しを・・・ それでも、右上の葉と左下の葉が比較的よく分かるでしょうか。
ミツバフウロは北海道から九州まで分布し、山野の草地や林縁などで見られます。 茎や葉柄などには下向きの伏毛が見られますが、腺毛や開出毛はありません。
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コメント
このお花はたしか、1㎝~1.5㎝ほどのちっちゃなお花
拡大してみると、虫たちがいっぱい訪問中。ちっちゃなちっちゃな虫たち?ですね?
投稿: わんちゃん | 2011年9月11日 (日) 21時45分
台風で花が傷んで少なくなり、残っている花に虫たちが集中していたのかもしれません。
ほとんどの虫たちはハチの仲間でしたね。
投稿: そよかぜ | 2011年9月12日 (月) 07時16分