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2011年9月16日 (金)

カンタン

Kantan110906_1

 写真は伊吹山で撮ったカンタンのオスです。 もっともカンタンは町でも鳴いているので、何も伊吹山である必要はないのですが、たまたまよく見える所に出てきていたので・・・。
 上でオスと書きましたが、腹部の端から何かメスの産卵管のようなものが伸びているようにも見えます。 これは、カンタン(スズムシなども)は交尾時に、オスが翅の付け根にある誘惑腺から誘因物質を出し、メスがオスの背中に乗ってこの誘惑腺からの物質をなめる間に、オスが下から交尾器を伸ばし、精球をメスのお尻につけるというしくみと関係するのでしょう。 カンタンのメスの産卵管は、もっと長いものです。

 カンタンを漢字で書けば「邯鄲」です。 簡単な漢字ではありませんが、邯鄲とは中国は河北省の、趙の旧都です。 「邯鄲の夢」という言葉が知られています。 この話を簡単に(^_-)書くと、邯鄲で廬生という若者が呂翁という道士の枕を借りて寝たところ、夢の中で、栄辱・貴富・死生を経験し、栄枯盛衰の極めてはかないことを知った、ということです。
 カンタンの繊細で優美な姿と、ルルルルル・・・と鳴くはかなげで美しい鳴き声から、この虫に邯鄲の名前がつけられたとも言われています。
 しかしこのカンタン、じつは肉食で、植物につくアブラムシなどを食べています。 下に顔の拡大を載せておきますが、この顔の印象はどうでしょうか?
(写真は撮影時にフラッシュを使用していますので、偽瞳孔ができています。)

Kantan110906_2

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