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2011年8月29日 (月)

エダナナフシ

Edananafusi110815_1

 上はモチツツジの上にいるエダナナフシです。 名前は「枝に擬態したナナフシ」という意味でしょうね。 昨日のナナフシモドキと区別できますか? 体色はナナフシモドキにも緑のものがいますし、このエダナナフシも、緑色のものも、茶褐色のものや灰褐色のものもいます。
 ところで、昨日のナナフシモドキの名前についてですが、「モドキ」というからには、モドキではないナナフシがいるはずです。 「ナナフシの仲間」ではなく種としてのナナフシには Phraortes elongatus という学名がつけられています。 ところがこのナナフシはエダナナフシ(学名は Phraortes illepidus )と同種ではないかと考える人も多くいます。 身近なナナフシの仲間についても、これほど混乱しています。
 最初に戻って、エダナナフシとナナフシモドキとは、別種です。 別種どころか属も異なりますし、エダナナフシはヒゲナナフシ亜科に分類され、ナナフシモドキはナナフシ亜科に分類されるという、亜科レベルで違うとされています。
 ちなみに、エダナナフシとナナフシが仮に別種だとしても、ナナフシはヒゲナナフシ亜科に属し、ナナフシ亜科ではないということになります。

 エダナナフシとナナフシモドキは亜科レベルで違うのですが、よく混同されます。 いちばん分かりやすい区別点は、上でヒントを書きましたが、エダナナフシはヒゲナナフシ亜科で、ヒゲつまり触角が長いのです。 最初の写真のように、エダナナフシの触角は前肢と同じくらいの長さです。 昨日のナナフシモドキと比較してみてください。

 最後に、エダナナフシも顔のアップを載せておきますが、触角は長いだけではなく、その付け根も逞しいですね。

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コメント

ナナフシが続けて登場するなんて、何とも羨ましい話ですね、近々きっと良いことがありますよ(^^)。
この体の色が褐色で脚が緑色のナナフシを、一度見てみたいと思ってますが、いつになるやらです。
じつは、私はナナフシってひょろ長くて写真には撮り難いと思ってるのですが、そう思いませんか(^^;。

投稿: そら | 2011年8月30日 (火) 21時34分

> 近々きっと良いことがありますよ(^^)。

このエダナナフシは道を間違って引き返す途中で出会いました。最初通った時は全く気付きませんでした。「災い転じて福となす」で、もう「良いこと」は使ってしまったようですね。

ナナフシ(の仲間)は、たしかに写真にするのは難しいですね。虫の場合も“表情”を撮りたいのですが、ナナフシの場合は、体が長すぎて、全身を入れると顔が小さくなって表情が分からなくなってしまいますね。

投稿: そよかぜ | 2011年8月30日 (火) 22時57分

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