ミンミンゼミ
翅の透明な身近なセミの2回目はミンミンゼミです。 鳴き声は、その名のとおり、私の耳には「ミ~ンミンミンミイン」と聞こえます。
昨日、ヒグラシは夏のセミでありながら涼しいのが好みだと書きましたが、ミンミンゼミはもっと気温に敏感なようで、その地域の夏の暑さで体の色が違うようです。
黒い色は熱を吸収しますが、北海道などの涼しい所では黒色の部分が多く、暑さの厳しい所では青緑色の部分が多く黒色のほとんど無いタイプ(ミカドミンミンと呼ばれています)が分布しています。
大阪付近のミンミンゼミの体の色は、胸部と腹部の境界付近が白く、他は緑色と黒色と褐色で、標準的なタイプと言えそうです。 それでも大阪の市内の夏の暑さは好まないようで、大阪付近では山地に入らないと、ミンミンゼミの声を聞くことはできません。
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