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2011年7月 3日 (日)

アシダカグモの脱皮

 昨日はアシダカグモの産卵について書きましたが、今日は脱皮についてです。 今回も写真と情報は、み。さんから提供いただいたものです。
 クモも節足動物ですので、脱皮して成長していきます。 脱皮に伴う変態はありませんが、これから書くように脱皮の機会に再生は起こります。

Asidaka110522_1

 上が今回の主役、アシダカグモのオスで、5月22日の撮影です。 黒いコードの「MADE」の文字の長さが6mmですから、アシダカグモとしては、まだ小さな個体で、これからもっと大きくなるはずです。
 このアシダカグモの左の第1脚は他の脚に比較すると細く、色も違っています。 何らかの理由で失った脚が再生したものだと思われます。

Asidaka110611_1

 上は6月11日の様子です。色が違うのは撮影状況の違いのためです。 じつはこの2日後に脱皮するのですが、腹部がかなり大きくなっています。
 脱皮数日前からは、餌もとらなくなり、あまり動かなくなるようです。

Asidaka110613_1

 上は脱皮後の様子です。 脱皮殻は赤い円内にあります。 そして下は上のアシダカグモを拡大したものです。

Asidaka110613_2

 ここで2つのことに注目したいと思います。 1つは腹部です。 脱皮後はたいへんスマートな腹部になっています。 脱皮を境にしてなぜこのような変化が起こるのでしょうか。 もしかしたら、脱皮前に体液を腹部に貯めておき、脱皮後の体の表面が柔らかい時に体液を体の隅々にまで送り出し、短時間のうちに大きくなるのかもしれません。
 2つ目は左の第1脚です。 脱皮後は他の脚とほとんど変らないようになっています。 なお下は脱皮殻ですが、左の第1脚はもちろん細く短いままです。

Asidaka110613_3

※ 脱皮時のダイナミックな再生の様子については、こちらに載せています。

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コメント

6月生まれの仔グモの
最初の脱皮が昨晩あったもようです。
バスルームに超ミニサイズの殻が落ちていました。

投稿: み。 | 2011年7月16日 (土) 10時59分

6月生まれの仔グモの最初の脱皮殻は、1つだけでしょうか。それとも複数あったのでしょうか。
つまり、多くの個体がほぼ同時に脱皮するのでしょうか。

投稿: そよかぜ | 2011年7月17日 (日) 00時35分

脱皮殻はひとつだけでした。
一日遅れでその本体とおぼしき仔グモを見ました。
たしかに生まれたてより大きい。
リビングにいる個体はまだ脱皮していないと思われます。
おそらくクモ子の仔グモ(ややこしー)でしょうが
孵化と出廬に個体差があったのも
影響していると思われます。

出廬時に数体でも捕えれば観察しやすいのかも
知れませんが、飼育する予定はないので
いろいろわからないことがあっても仕方ないですね。

投稿: み。 | 2011年7月17日 (日) 17時54分

飼育は餌の準備がたいへんです。また飼育は本来の生活の仕方と違ってくるでしょうから、今の観察スタイルでいきましょう。まだまだおもしろい発見がありそうです。

投稿: そよかぜ | 2011年7月17日 (日) 22時12分

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