カキラン
カキランは湿原など日当たりの良い湿り気のある場所に自生するラン科の多年草です。 名前はもちろん花の色が柿の色に似ているから。
花期は6月~8月、上の写真のカキランは背の低い方で、もっと高く茎を伸ばす株もあり、下から順に花を咲かせていきます。
カキランの花のつくりは、ラン科の花としてはあまり特殊化しておらず、ラン科の花のつくりの基礎をおさえるにはいい花です。 単子葉植物らしく、花弁3枚、ガク片3枚からなり、オシベとメシベは合着し、ずい柱となっています。
花弁3枚のうち、下方に位置する1枚は少し特殊化し、唇弁と呼ばれていて、内側に紅紫色の斑点があります。 ガク片は少し緑がかり、先がとがっています。
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コメント
カキラン、出合ったことあります。
それで、
>花弁3枚のうち、下方に位置する1枚は少し特殊化し、唇弁と呼ばれていて、内側に紅紫色の斑点があります。
あったかなぁ?とあわてて、写真を繰ってみました、ありました、確かに・・・
しかも、しっかり撮ってました(^-^;
投稿: わんちゃん | 2011年7月13日 (水) 21時28分
こちら と こちら ですね。
投稿: そよかぜ | 2011年7月14日 (木) 21時38分
こちらとこちら
アリガトウです。
投稿: わんちゃん | 2011年7月19日 (火) 21時51分