ゴマダラオトシブミ
ゾウムシ上科オトシブミ科オトシブミ亜科マダラオトシブミ族のゴマダラオトシブミです。 大きさは7mm前後、分布は全国、5~8月に、クリ、クヌギ、コナラ、ブナなどのブナ科や、ヤシャブシ、ヤマハンノキなどのカバノキ科の樹木などで見られます。
前に同じ族のヒメゴマダラオトシブミを記事にしましたが、その時に、ヒメゴマダラオトシブミにも前胸背面や上翅が“ごまだら”模様の個体もいると書きました。 このゴマダラオトシブミも、写真の個体は黄褐色の地色に黒紋が散りばめられたきれいなごまだら模様ですが、黒紋が小さく数も少ない個体から、黒紋が発達して大部分が黒色になる個体まで、さまざまな色彩変異があります。
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コメント
> ゾウムシ上科オトシブミ科オトシブミ亜科マダラオトシブミ族のゴマダラオトシブミです。
この中の族は属とは範囲が違うのですか?
オトシブミと何回も出てきますが
やっぱり揺籃を作るんでしょうね?
投稿: わんちゃん | 2011年7月29日 (金) 13時46分
基本的階級としては、種-属-科 となるのですが、大きな科をもう少し細かく分けて整理したい時に「亜科」や「族」や場合によっては「亜族」を使います。
つまり上科~亜族は「科グループ」で、「属」よりは上の階級です。
投稿: そよかぜ | 2011年7月30日 (土) 07時51分
ごマダラオトシブミの揺籃はヒメゴマダラオトシブミの揺籃とよく似ていて、やはりL字型の切れ込みがあります。
投稿: そよかぜ | 2011年7月30日 (土) 07時53分