伊吹山のヤマガラシ
黄色い花のアブラナ科は、カラシナや帰化植物のハルザキヤマガラシなど、身近な所にたくさん咲いていて、見慣れています。 しかし、日本に自生している黄色い花を咲かせるアブラナ科は意外と少ないものです。
ヤマガラシは山地帯~高山帯に咲く多年草で、保育社の原色日本植物図鑑によれば、伊吹山が分布の南限とされています。 しかし伊吹山では珍しい植物ではなく、あちらこちらでたくさん咲いていました。
ヤマガラシは湿った所を好む植物なのですが、伊吹山ではあまりそのような印象を受けません。
伊吹山でも上に書いた帰化植物ハルザキヤマガラシの侵入が始まっていて、ヤマガラシとの交雑が心配されています。 下の写真は山頂の駐車場から西側遊歩道を少し登った所にあったハルザキヤマガラシです。
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コメント
一枚目
バックの山肌は夏の伊吹山のような色とりどりの賑わいはありませんが、緑は眼に優しい・・・
伊吹山のヤマガラシと帰化植物のハルザキヤマガラシ
ぱっと見、同じに見てました。
カラシとつくから葉っぱは辛い?
投稿: わんちゃん | 2011年6月20日 (月) 15時06分
人もそんなに混んでいなくて落ち着きますね。
ヤマガラシとハルザキヤマガラシ、ほんとうによく似ています。
ヤマガラシはカラシナに似て山にある、ということでしょうね。葉っぱが辛いかどうかは、カラシナとは属も違いますし、疑問ですね。
投稿: そよかぜ | 2011年6月21日 (火) 07時18分