ミヤマガマズミの花
ミヤマガマズミは、本州(関東以西)、四国、九州の丘陵帯から山地帯下部に分布する落葉低木です。 「ミヤマ(深山)」とついていますが、深山に行かないと見ることのできない木ではありません。
カマズミに比べると葉が小さくて幅が狭く、先端が尖っています。 全体の姿はコバノガマズミに似ていますが、葉柄はコバノガマズミより長く、毛は絹毛で、ガマズミやコバノガマズミのような星状毛はありません。
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コメント
>葉柄はコバノガマズミより長く、毛は絹毛で、ガマズミやコバノガマズミのような星状毛はありません。
葉柄って?とか
星状毛って?とかが、実体験でなんとなく理解できたような気がしました。
早春の頃は黄色のお花に目が行きましたが
今の時季、山歩きしてても白いお花に
よく出合うなぁって思います。
投稿: わんちゃん | 2011年5月 6日 (金) 23時25分
早春の頃に黄色い花が多く、今の時季に白い花が多いことを最初に指摘したのは前川文夫博士でした。
この現象をきっちりと捉えようとすれば、植物の種類数と空間における花の量を区別しなければなりませんが、簡単に言ってしまうと、花は虫を呼ぶために咲くわけで、樹木の葉の茂らない広々とした空間では黄色がよく目立つし、葉が繁って薄暗い空間では反射率の高い白の方が目立つということなのだと思います。
投稿: そよかぜ | 2011年5月 7日 (土) 09時30分