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2011年5月 2日 (月)

コブヒゲカスミカメ

 コブヒゲカスミカメは、クヌギやコナラなどによく見られるものの、その他にもいろんな植物を食草としているようで、個体数は少なくないのですが、春にしか見ることができません。 名前はオスの触角の一部が少し膨れぎみであるためです。 体長は4~5㎜で、チビカスミカメ亜科の中では最も大きい種です。

Kobuhigekasumikame110424_1

 コブヒゲカスミカメはオスとメスで体色が異なります。 上がオスで下がメスですが、カメムシの仲間で雌雄の体色がこんなに違う種は稀です。 さらに大きな傾向は変らないものの、雌雄とも体色の個体変異が比較的大きい種です。

Kobuhigekasumikame2_110424_1

 下は近くにあったもので、このコブヒゲカスミカメの終齢幼虫の脱皮殻だと思います。

Kobuhigekasumikame110424_3

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昆虫03 カメムシ・セミ」カテゴリの記事

コメント

>体長は4~5㎜で、チビカスミカメ亜科の中では最も大きい種です。

チビカスミカメ亜科の他のはどんだけ小さいの?って思ってしまいます。

黒ゴマくらいのモンをよぉ~見つけはりますね、カンシンしてビックリです。

投稿: わんちゃん | 2011年5月 3日 (火) 21時40分

コブヒゲカスミカメは米粒大です。

投稿: そよかぜ | 2011年5月 4日 (水) 20時29分

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