カシルリオトシブミ
昨日の変った虫に続いては美しい虫を・・・。
カシルリオトシブミは普通種ですが、体長が4mm前後と小さいため、あまり目立たないようです。
揺籃の作成は5月頃を中心に見られます。 名前に「カシ」とついていますが、カシの葉で揺籃を作ることは稀で、様々な樹木や草本につくようです。 安田・沢田(2009)の調査では、食草として、イタドリ・オオイタドリ・フジ・ニセアカシア・ケヤキ・コナラ・カシ類・カエデ類・イヌコリヤナギが挙げられています。
瑠璃色をしたルリオトシブミの仲間も何種類かいるのですが、本種の特徴としては、前胸が金色味を帯び、この部分の点刻が渦状になっていることが挙げられます。
写真は4月24日に堺市南部の里山で撮ったメスで、モチツツジの葉の裏でじっとしていました。 オスでは前足の脛節が長く伸び、内側に曲がります。
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コメント
ルリ・・・・・
きれいですね
カブトムシぐらいの感覚で見てました
4㎜で?すか?
投稿: わんちゃん | 2011年4月27日 (水) 20時01分
輝くものは大きく見える、でしょうか。
投稿: そよかぜ | 2011年4月28日 (木) 07時01分