桜の花のつくり
あちこちで桜の花が見頃を迎えています。 この桜の花で、子房を中心とした花のつくりの基本をおさえておきたいと思います。
種子植物は種子になる胚珠を保護する方向に進化してきました。 まず胚珠を子房壁で覆いました。 つまり胚珠は子房の中にあることになります。 これが被子植物です。
桜の花では、子房はさらにガク筒で保護されています。 しかし、ガク筒は子房に密着して保護しているのではなく、ガク筒と子房との間には隙間(赤い←→で示した部分)があります。
子房は生長し、果実、つまりさくらんぼになっていきます。 さくらんぼについてはこちらをどうぞ。
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コメント
こんにちは。
詳しいご説明を楽しみにしています。
投稿: 多摩NTの住人 | 2011年4月 7日 (木) 08時17分
たかが桜、されど桜・・・・・
昨日も今日も満開の桜堪能しました。
まだまだこれからのも含めて楽しみです
観て楽しむ範囲内でその仕組みとなると
ウ~~ンのわんちゃんです。
投稿: わんちゃん | 2011年4月 7日 (木) 22時34分
ふだん見過ごしがちなことを、できるだけ美しい写真で、と思ってはいるのですが、なかなか難しいですね。
投稿: そよかぜ | 2011年4月 8日 (金) 07時30分
なかなかいい画像ですねぇ
投稿: | 2011年6月 4日 (土) 21時44分
どなたかは分かりませんが、お褒めの言葉、ありがとうございます。
投稿: そよかぜ | 2011年6月 5日 (日) 00時40分