ミヤマセセリ
ミヤマセセリの成虫は早春にのみ現れます。 全国的に分布し、幼虫の食草はクヌギ、コナラ、ミズナラなどで、クヌギやコナラは私の住む堺市の南部にも多いのですが、まとまった面積の林でないとダメなのか、堺市では1990年頃に記録があるだけです。 そこで4月17日、ミヤマセセリを求めて東大阪市にある枚岡公園に行ってきました。
枚岡公園でも会えたのは2頭のみで、1頭は飛び続けて撮れなかったのですが、もう1頭は土の上で日向ぼっこをしてくれました(下の写真)。
写真は前翅に白帯があり、メスです。 オスも撮りたかったのに・・・。
ミヤマセセリのこの後ですが、産卵された卵は5月頃に孵化し、幼虫は秋まで時間をかけ、少しずつ成長し、終齢幼虫で冬を越し、春早く蛹になって羽化します。
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コメント
今しか会えないのですね、それはそれは・・・
投稿: わんちゃん | 2011年4月24日 (日) 00時40分
5月でも会えるでしょうが、翅はボロボロになっているでしょうね。
投稿: そよかぜ | 2011年4月24日 (日) 07時00分